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スーラ病

【すーらびょう】

トリパノソーマ・エバンシの感染によって起こる疾患で、アブ、吸血コウモリなどの媒介により馬、ロバ、ラクダ、牛、水牛をはじめ、種々の家畜や野生動物が罹患する。急性期のものでは4~13日後に原虫が発現し、発熱、可視粘膜の小出血斑、下腹部浮腫が現れ、一度回復するが再び発熱し、貧血、黄疸がみられ、死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090602

水銀中毒

【すいぎんちゅうどく】

水銀には金属水銀、無機および有機水銀化合物があり、中毒症状は著しく異なる。日本で発生した水俣病、新潟水俣病はメチル水銀中毒で、手足のしびれ、運動失調、聴力障害、精神障害など全身の神経症状がみられる。動物では特に牛の感受性が高く、発熱、流涎(口内炎)、心機能障害、血便、疝痛などの中毒症状を示す。<獣医学大辞典>N090512

水系感染症

【すいけいかんせんしょう】

水系伝染病。河川水、井戸、上水道などの水を媒介して疾病に感染することで、家畜や野生動物の水場の衛生状態が悪い場合に起こりやすく、同じ水系の水を飲用するヒトも感染することが多い。豚丹毒、ヨーネ病、サルモネラ症、家禽コレラ、ロタウイルス感染症などがその例で、この他にも経口的に感染の成立する寄生虫感染症や消化器疾患は、条件がそろえば可能性がある。<獣医学大辞典>N090512

水質検査

【井戸水で硝酸態窒素および亜硝酸態窒素が検出されてしまったがどうしてか?】

食品衛生法違反になるので、使用しないこと。群馬県伊勢崎で浅井戸の場合検出されやすい。さらに深く掘るか、除去する装置を業者に依頼してください。

水質検査

【井戸水のシアンが検査はできますか】

伊藤ハムの件がらみの検査であるのであれば、シアンではなく、シアン化物イオン及び塩化シアン(水道法)では?。食品衛生法では、シアン。金額は、7500円(税別)、納期は、2週間、採水には専用のボトル(採水時に前処理必要)が必要です。

水質検査

【飲料水の細菌数の検査】

試料1mlを標準寒天培地にて混釈培養し、35度48時間培養後に判定します。T090415

水質検査

【飲料水の大腸菌および大腸菌群の検査】

試料100mlをブルーライト培地にて培養し、35度24時間培養後に判定します。T090415

水質検査

【食品工場で井戸水を使用する場合、検査等を含め、何が必要ですか?】

群馬県条例では、まず飲料水として用いる場合、使用前に水道法51項目の検査により、飲料適であることを確認します。井戸水は塩素もしくは同等の効果を示す消毒が必要となり、その効果に関しての測定を記録しなければなりません。使用開始後は年に1回飲料水10項目を検査し、飲用適であることを確認します。いずれも記録に関しては2年間の保存が必要となります。

水質検査

【食品工場内で使用する水の検査項目と頻度】

群馬県での条例では、水道水を貯水槽等に貯めずに直接使用する際、検査の必要はありません。井戸水を使用する際は、使用前に51項目の検査を実施し、飲用適であることが確認します。その後は年に1回以上10項目の検査が必要となります。この際、塩素の殺菌もしくは同等の効果を示す殺菌が必要となり、塩素濃度の測定等の記録が必要となります。

水質検査

【水質検査を実施したいのですが、項目の選定(家畜用飲用水)について教えて下さい】

水質検査といっても50項目程度の検査が存在し、それらを用途にしたがって組み合わせていく事が必要になります。今まで毎回ではなくとも水質検査を行っている状況下であるならば、一般的に採用している10項目の飲水検査で十分と思います。

水質検査

【水道水から異臭がする。黒い水が出た。どうしたらよいか】

弊社のできることは水の検査(一般生菌数)であること。上水は市町村の管轄であるため、まず、役場に連絡を入れること。

水質検査

【地下水を掘り、自分たちのプールに使用したいので、検査をしたい】

プール水の検査は、遊泳プール水質基準10項目(厚生労働省)、学校水泳プール水質判定基準7項目(文部科学省)でそれぞれ決められています。10項目が適当と思われます。

水質検査

【浴槽水の検査の頻度は?】

まず、源泉の数で決まる。源泉が2箇所の場合は、2箇所で採水(途中で混ざっている場合は1ヶ所)。かけ流し(循環でも毎日完全換水)は年1回以上。循環式で1週間に1回以上交換、塩素系消毒を行っている場合は、年2回以上。循環式で塩素系以外は、年4回以上必要です。

水腫

【すいしゅ】

局所的または全身的に組織液が組織間隙に増加貯留している状態を水腫といい、これが皮下組織に見られるときを特に浮腫という。また、既存の体腔へ体液が貯留したときは水症、腔水症と呼ぶ。<獣医学大辞典>N090512

水腫胎

【すいしゅたい】

胎子奇形のひとつで、胎子の皮下結合組織に多量の水様液が貯留し、腫大するもので、牛、めん羊でみられる。胎膜または胎子における血行障害に起因するもので、しばしば胎膜水腫に併発し、その多くは妊娠途中でへい死し、娩出困難となる。<獣医学大辞典>N090512

膵蛭

【すいてつ】

二腔吸虫科の吸虫で、牛、めん羊、山羊、水牛、豚、ラクダなどの膵管、まれに胆管、藷w腸にも寄生し、膵管の拡張、粘膜増生を伴う膵管壁の肥厚、硬変を起こす。第1中間宿主は陸産巻貝、第2中間宿主は直翅目の昆虫である。<獣医学大辞典>N090512

水疱性口内炎

【すいほうせいこうないえん】

唇、頬、舌、口蓋粘膜の上皮層下に透明な水疱を形成する口内炎で、原因は刺激物、発芽馬鈴薯、変敗飼料、水疱性口炎、口蹄疫、豚水疱疹、豚水疱病などのウイルス感染による。発熱、口唇・舌粘膜・蹄冠等の水疱形成と糜爛、充血、腫脹、熱感、疼痛、掻痒感と一時的食欲減退がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090518

スタイルス糸状虫

【すたいるすしじょうちゅう】

牛の下腹部の皮膚に成虫、幼虫とも寄生し、結痂を特徴とする慢性皮膚炎で、北アメリカの西部、南部地方、ヨーロッパなどに分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

スタキボトリス

【すたきぼとりす】

不完全菌類に属し、麦わら、干し草などのセルロースを分解する。このうちStachybotrys atraは真菌毒を産生し、馬、牛、めん羊、豚、ヒト、犬などに造血器障害性中毒症を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

ステファノフィラリア症

【すてふぁのふぃらりあしょう】

牛の慢性深層性皮膚炎で、患部に成虫とミクロフィラリアがみられる。日本では南西諸島の主として黒毛和牛に沖縄(鼻白)糸状虫による鼻鏡白斑症および乳頭の皮膚炎がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

ストール法

【すとーるほう】

糞便内虫卵密度の定量的検査法のひとつで、使用する糞便量が少ないため犬、猫などには応用できるが、草食動物には適さない。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

ズドウ糸状虫

【ずどうしじょうちゅう】

牛の頸部、肩部、背部、目の周囲などの皮膚に寄生し、小丘疹を生じ、脱皮、結痂、皮膚肥厚を起こし、インドネシア諸島に分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

ストリップカップ法

【すとりっぷかっぷほう】

黒布使用簡易乳房炎診断法。乳房炎早期診断法のひとつで、慢性乳房炎の摘発や治療効果の判定に応用される。水洗いして軽くしぼった黒布またはメッシュの金網を適当な容器の上にかぶせたもの、あるいは傾斜させた表面の平滑な黒い金属板上に搾乳当初の乳汁を各分房ごとに注ぎ、乳汁の均質性、絮片の有無、その大きさ、色、量を観察する方法。<獣医学大辞典より抜粋>N090519

ストレス

【ストレスが与える繁殖の影響について】

従事者が豚へ好かれているかのテストを実施。鼻タッチや背中のタッチが何頭(およそ何%)出来るかの状態でも把握が可煤B免疫系の不備や、食欲の低下等に直結しやすい。

ストレス感受性豚

【すとれすかんじゅせいぶた】

ストレス症候豚。強制的な運動や飼養環境の温度の上昇、あるいは電気的刺激を与えると呼吸、脈拍が著しく増加し、さらに過度のストレスを与えるとアシドーシスを生じるような症候群が認められるようになる豚で、と殺後その大部分がむれ肉になるといわれている。<獣医学大辞典より抜粋>N090529

スプライシング

【すぷらいしんぐ】

DNAを転写したRNAの中で遺伝情報を含まない不要な部分が除かれ、必要な部分のみ結合することです。 O140421

スプリングライズ

【すぷりんぐらいず】

寒冷地においては、捻転胃虫やオステルターグ胃虫などの消化管内線虫卵の排出が抑制されているが、早春期になると一時的な重度の感染と排虫卵数の上昇傾向がみられる現象で、特に集団飼育地帯の放牧羊で問題となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090602

スプレイレッグ

【すぷれいれっぐ】

新生子豚にみられ、一時的な後肢の起立不狽チ徴とし、通常1腹に1~2頭の発症がみられ、筋原線維形成不全による筋の発育異常がみられる。滑りやすい床面、母豚のコリン欠乏、あるいは遺伝的素因などが発症要因として検討されている。<獣医学大辞典より抜粋>N090602

スルファノキサリン

【するふぁのきさりん】

動物用サルファ剤で鶏のコクシジウム症に用いられる。鳥類専用で、哺乳動物への連続投与は腎臓に結晶を生じ、めん羊では血液障害を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090602

水血症

【すいけっしょう】

多くの貧血症では赤血球減少症と血液量減少症を伴うのが普通で、貧血が重度の場合は血液中の水分含量が固形成分の量に比べて異常に増加する状態を称する。<獣医学大辞典>N090512

水様卵白

【すいようらんぱく】

濃厚卵白が卵殻に接している箇所を除く卵殻膜の内側に層をなす外水様卵白と濃厚卵白の内側にあり、カラザ層を取り囲む内水様卵白とにわけられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090518

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