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O抗原

【おーこうげん】

菌体抗原。菌体成分のうち鞭毛抗原(H抗原)以外の細胞壁の抗原(主として多糖体抗原)をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オーエスキー病

【おーえすきーびょう】

豚ヘルペスウイルスによる感染症で、豚以外の動物も感染する。離乳前の幼豚の場合、振戦、痙攣、沈うつ、旋回などの症状を発して大部分は死亡する。1か月齢以上の豚では回復するものの無症状のものが多い。豚以外の動物では?痒症を呈し致死的経過をとる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オーエスキー病(AD)

【オーエスキー病(AD)とは】

妊娠豚では異常産を起こし、子豚では神経症状がみられ、高い死亡率を示します。常在化しやすく生産性に悪影響を及ぼすので、清浄化すべき重要疾病の一つです。t090213

オーエスキー病(AD)

【豚のオーエスキー病(AD)抗体検査は実施可能ですか?】

実施可能です。詳しくはその都度お問合わせください。

オーチャードグラス

【おーちゃーどぐらす】

イネ科の多年生牧草で全国的にもっとも広く分布する。多くはアカクローバやシロクローバと混ぜ播きされる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オートクレーブ滅菌法

【おーとくれーぶめっきんほう】

高圧蒸気滅菌法。高圧蒸気釜を用いて滅菌する方法で、理学的滅菌法のひとつ。高圧蒸気を用いるため、水蒸気の温度は120℃に達し、15~30分でいかに抵抗力の強い病原体であっても完全に死滅させることができる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オールイン・オールアウト方式

【おーるいん・おーるあうとほうしき】

慢性感染症病原体の感染サイクルを遮断するため、日齢(月齢)のそろった動物を畜舎に導入し、所定の大きさになるまで飼育し、いっせいに出荷する飼育形態をいい、出荷後一定の空舎期間をおき、その間に畜舎の洗浄、消毒および乾燥をじゅうぶんに行って、残存する病原体を死滅させることにこの方式の意義がある。主として豚および家禽において行われる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

横隔膜ヘルニア

【おうかくまくへるにあ】

横隔膜が破裂してその創口から腹腔内臓器の一部が胸腔内に入り、呼吸器および消化器の症状を発する疾病で、犬、猫に多発し、牛にも発生する。犬、猫では交通事故による外傷が主因で、牛では外傷性胃・横隔膜炎に継発する場合が多い。呼吸促進、呼吸困難、咳、胸部拡大と腹部縮小、嘔吐、嚥下困難などがみられ、酸素欠乏症によりショック死することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オウシマダニ

【おうしまだに】

マダニ亜目、マダニ科、ウシマダニ属に属するダニで、宿主は牛をはじめ馬、豚、山羊、犬である。発育は不完全変態を営み、卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニとなり、幼ダニ~成ダニまで同一の宿主に寄生する。バベシア・ビゲミナによる牛のダニ熱の媒介者で、日本では沖縄、九州に存在する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体遺残

【おうたいいざん】

妊娠していないにもかかわらず、卵巣に機能的な黄体が長期間存在し、長期間発情徴候が認められないものをいい、牛、特に乳牛に多発し、馬や豚にも発生する。原因として子宮粘膜に対する物理的刺激、子宮内膜の慢性炎症などによる黄体退行因子の産生阻害、下垂体前葉性性腺刺激ホルモン分泌機能の異常が挙げられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体開花期

【おうたいかいかき】

排卵後の卵胞腔に黄体細胞が急速に増殖、肥大し、腔内を満たし、大きさを増し、黄体形成が完成する。黄体が最大の大きさに達するのは通常、牛、めん羊で排卵後7~8日、馬で12日、豚で12~13日といわれる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体期

【おうたいき】

完全性周期を反復する動物の卵巣では、卵胞発育、排卵、黄体形成、黄体退行を一定の日数で繰り返しており、これを卵巣周期という。卵胞の発育している時期を卵胞期、黄体の活動している時期を黄体期という。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体形成

【おうたいけいせい】

排卵後、卵胞の顆粒層細胞と卵胞膜から黄体細胞が形成されることで、黄体化ともいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体形成不全

【おうたいけいせいふぜん】

牛における排卵後の黄体形成が不完全なものをいい、黄体の状態により、発育不全黄体と嚢腫様黄体に区分される。前者は、分娩後の初回排卵時あるいは卵巣静止の治療後の排卵時に起こりやすい発育の不十分な黄体をいい、後者は排卵後の黄体で中心腔が著しく大きく、内容液を貯留し、黄体組織が薄いものをいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄体退行期

【おうたいたいこうき】

発情周期における発情黄体の退行する時期をいい、発情黄体は開花期を頂点として退行が始まる。黄体の退行は牛では排卵後14~15日、馬14日、めん羊12~14日、豚14~15日に始まり、その後急速に退行する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄疸

【おうだん】

血中の胆汁色素濃度が上昇し、粘膜や皮膚が黄染する病態の総称で、種々の疾患、特に肝胆道疾患や重度の貧血に随伴する。その原因により、溶血性黄疸、肝細胞性黄疸、肝内胆汁うっ滞性黄疸、閉塞性黄疸、体質性黄疸に分類できる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄斑

【おうはん】

眼球後極のやや外側の網膜中心野にある視力の鋭い領域で、ヒトでは円く、めん羊、山羊、犬では正円状(正円中心野)、馬、牛、豚、兎では横位(線状中心野)に広がる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

黄麻中毒

【おうまちゅうどく】

牛や馬が黄麻の種子を好食し、含まれる毒成分、苦味性配糖体コルコリンによって食欲廃絶、流涎、沈うつ、動悸、呼吸促拍、疝痛症状、下痢、痙攣、散瞳などの症状がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オウム病クラミジア

【おうむびょうくらみじあ】

クラミジア目、クラミジア科、クラミジア属に属する病原体のひとつで、ヒトに感染すると肺炎、気管支炎などを起こし、ときには致死経過をとる。愛玩鳥(インコなど)、野鳥(鳩など)から多くのクラミジアが分離され、公衆衛生学的に問題となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

横紋筋腫

【おうもんきんしゅ】

横紋筋由来の良性腫瘍で牛、豚、めん羊などにみられ、多くはと殺時に発見される偶発性病変で、若齢動物の心臓にみいだされることが多く、先天性の過誤腫あるいは組織奇形とも考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オオイエバエ

【おおいえばえ】

イエバエ科に属し、卵、幼虫、さなぎ、成虫と完全変態をして発育する。家畜の糞便から発生することが多く、特に大規模な養鶏場では大発生することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

大型ピロプラズマ病

【おおがたぴろぷらずまびょう】

胞子虫網、ピロプラズマ亜網、ピロプラズマ目、バベシア科に属する住血原虫で、日本の九州以北の牛に寄生する。媒介者はフタトゲチマダニで、潜伏期は9~16日である。発症牛は稽留熱、急性貧血、血色素尿、黄疸などの症状を示す。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

大口腸線虫

【おおくちちょうせんちゅう】

円虫類、大口腸虫科の線虫で、めん羊、山羊、牛などの結腸に寄生する。本線虫だけでの感染をみることはなく、他の胃腸寄生線虫とともに寄生性胃腸炎の原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オオクロヤブカ

【おおくろやぶか】

蚊科、クロヤブカ属に属する大形の蚊で、指状糸状虫などの中間宿主となる。雌成虫のみが吸血し、牛、馬、山羊、ヒトなどを吸血する。幼虫は有機物の多い汚水に生息し、日本にも多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

大平肺吸虫

【おおひらはいきゅうちゅう】

住胞吸虫科、肺吸虫属の吸虫で、豚、犬、狸、イタチ、ネズミの肺に寄生する。第一中間宿主はカワザンショウガイなどの汽水産の巻貝、第二中間宿主はベンケイガ二などの汽水産カニである。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

小川培地

【おがわばいち】

結核菌およびその他の抗酸菌の分離培養に用いられる固形培地。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

沖縄糸状虫

【おきなわしじょうちゅう】

糸状虫科、ステファノフィラリア亜科、ステファノフィラリア属の線虫で、牛の鼻鏡、乳頭などの皮膚に寄生し、日本の南西諸島だけに分布する。中間宿主はウスイロイエバエで、病変は慢性皮膚炎で、潰瘍、糜爛、腫脹、?痒、メラニン色素の消失が特徴である。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

屋外バタリー

【おくがいばたりー】

開放型鶏舎多段ケージ飼養を指す。衛生的で換気が良く安価である反面、保温防寒に注意を要する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オステルターグ胃虫

【おすてるたーぐいちゅう】

毛様線虫科、オステルタギア属の線虫で、牛まれにめん羊などの反芻動物の第四胃に寄生し、寄生虫性胃腸炎の原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オトガイ孔

【おとがいこう】

下顎骨の切歯部と臼歯部の境で内側面(豚のみ開口をもつ)、外側面にみる開口。馬、反芻類家畜は1個、豚、兎は4~5個、犬は2~3個ある。下顎管を通じ後方で下顎孔に連なる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オナジマイマイ

【おなじまいまい】

日本全土に住むカタツムリの一種で、膵蛭や広東住血線虫などの主要な中間宿主である。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

小野法

【おのほう】

牛肝蛭の皮内反応による診断法で、生理食塩液抽出抗原を用いる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オリモノ

【交配後1ヶ月以内のオリモノの考え方と対策について】

オリモノには正常性と異常性があります。正常なオリモノは色は白で臭気もないのが特徴です。対策としては異常性には膣炎、子宮内膜炎等が関与していることが考えられるので、薬剤注射又は薬剤添加又は膣注入等の実施が有効です。

オルタナティブ・スプライシング

【おるたなてぃぶ・すぷらいしんぐ】

一つの遺伝子から作られる転写産物は、何通りかのRNAスプライシングを受け、それぞれ異なるmRNAとなり、複数の異なるたんぱく質を合成することができます。この現象をオルタナティブ・スプライシンングと呼びます。 O140522

オルトポックスウイルス

【おるとぽっくすういるす】

ポックスウイルス科、コルドポックスウイルス亜科に属する哺乳類のウイルスで、ほとんどのウイルスが発疹を伴う全身感染を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

悪露

【おろ】

分娩後の産褥時に子宮、膣から排出される分泌物の総称で、主として子宮粘膜の分泌液、血液、脱落膜片、変性組織片からなる。通常、産褥時の子宮の修復は無菌的に経過するが、子宮修復過程が遅れると悪露停滞症となり、種々の細菌感染を招き、子宮内膜炎を後遺しやすい。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

オンエッグ感染

【おんえっぐかんせん】

介卵感染の成立機序には、放卵時すでに病原体が卵殻内に含まれている場合(垂直感染)と、主として放卵時に卵殻表面に付着した病原体が、卵殻を通過して内部に侵入する場合があり、前者をインエッグ感染、後者をオンエッグ感染という。オンエッグ感染は、各種サルモネラや大腸菌でみられ、死ごもり卵や鶏パラチフス等の発生につながる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

温湿度記録計

【おんしつどきろくけい】

温度と湿度を同時に記録する装置。以前は毛髪などを利用した機器が多かったが最近ではデジタル計が主流である。定期的に校正することでトレーサビリティを確保することが可能。20140128M

黄色腫

【おうしょくしゅ】

皮下にリポイドが限局性に集積してできる黄色の丘疹小結節または隆起で、馬、犬、鳥類の皮膚に孤在性または多発性に生じ、鶏では鶏群に頻発する皮膚の黄色腫症がしられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

帯状胎盤

【おびじょうたいばん】

犬、猫などの食肉動物にみられる真胎盤の一種で、絨毛膜有毛部が胎子を包む胎膜(胎包)の中央部を帯状に1周して形成されるため、帯状胎盤といわれる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

帯状放牧法

【おびじょうほうぼくほう】

ストリップ放牧法。輪換放牧法の一種で、家畜が一定期間(半日以上)採食するに足るだけの牧草地を電気牧柵で細長く帯状に区切り(小牧区)、放牧利用する方法で、この小牧区を順次移動することにより効率の良い牧草利用が図れる利点の反面、電気牧柵の移動に多くの労力を必要とする。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

横背位

【おうはいい】

不正胎位のひとつで、特に反芻動物の難産の原因となる。胎子の体縦軸は母体の体縦軸と平行せず交差するとともに、胎子の背部が骨盤入口に面する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

横腹位

【おうふくい】

まれな不正胎位のひとつで、馬で多く観察される。胎子の体縦軸は母体の体縦軸と平行せず交差するとともに、胎子の腹側が骨盤入口に面する。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

横膜

【おうまく】

気管の胸部に存在。馬と反芻類家畜では軟骨輪の相互に向かい合う自由縁の間、豚で内外に重なり合う遊離縁の間を結ぶ気管横筋背側の結合組織性膜。<獣医学大辞典より抜粋>N090217

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