ブロイラーの発育不良症候群とは
主に生後2週齢までに起こる病気で下痢、沈鬱、発育遅延、羽毛発達不正が主な症状です。レオウイルス、ロタウイルス、エンテロウイルス、アストロウイルス、コロナウイルスなどが原因として挙げられています。<100227kk>
フードアクション ニッポン アワード2009
フードアクション ニッポン アワード2009
カテゴリへ常盤村養鶏農業協同組合が「大賞」を受賞
農林水産省が設置した国民運動推進組織による食料自給率向上に寄与する事業所などの活動を表彰するものです。(k100416)
ふけんせいかんせん
病原体が感染しているにもかかわらず、発病しない(症状が現れない)場合のこと。発病するかどうかは病原体の病原性と宿主の抵抗性との相関によって決まる。《参考文献:金芳堂「微生物学250ポイント」》
浮腫病とは
4~12週齢の肥育豚に好発する細菌病で、大腸菌が作った毒素による毒血症です。眼瞼周囲や前頭部の顔面に浮腫が出現して急死します。t090213
豚伝染性胃腸炎の症状
哺乳豚では、12時間~1日の潜伏期の後、激しい水様下痢を示す。嘔吐は下痢の開始直前からみられ、下痢の間持続する。とくに離乳直後に激しい。下利便は初め乳白色であるが、次第に黄緑色を帯び、末期にはやや粘稠性となる。下痢とともに急速に脱水状態となり、体重は激減する。7日齢以下の豚は発病後2~7日以内にほとんど死亡する。致死率は日齢とともに低下するが、回復後の発育はきわめて悪く、ヒネ豚になるものが多い。育成豚では、2~3日の潜伏期を経て、突発的に水様下痢を呈する。初期には嘔吐をともなうことも多い。下利便は灰色または茶褐色を示し、下痢の極期には多量の水分と未消化の固形物をわずかに含むが、回復時には粘稠性となる。一般に下痢の持続期間は長くて5~7日で、多くの豚が回復する。発病率は高いが致死率は5%以下と低い。しかし、ほかの病原体の混合感染がある場合には致死率が25~30%に達することもある。体重は下痢のために減少する。成豚では、潜伏期間は3~4日であるが、発病しない豚が多い。症状も食欲不振、一過性の軟便または下痢、激しい水様下痢など個体によって異なるが、経過は一般に短い。 妊娠豚では、成豚よりも発病率は高く、症状も顕著である。分娩時に最も感受性が高く、母子ともに感染発病することが多い。母豚では泌乳が低下または停止することが多いため、哺乳豚の飢餓が誘発され致死率を高める原因となる。<豚病学より抜粋>KK-N090806
豚の胃潰瘍と小麦の関係
小麦中のグルテンは粘性が高く、胃内で周囲の小麦粉を集め練り玉をつくります。この練り玉は胃排出されにくく、豚は食欲不振に陥ります。一方胃の中では、この練り玉が存在することにより胃液の分泌が起こります。練り玉は胃で消化されないため、代わりに胃壁が胃液に消化されるという機序が考えられています。ただし日本の飼料はトウモロコシを主体としているので、小麦による胃潰瘍は問題になっていません。小麦の含量がどの程度の割合まで許容されるのかについて明確な資料はありませんが、日本の飼料メーカーでは、粒度が細かくなりすぎないように注意すれば、10%程度までの小麦の配合であれば問題ないと判断しており、実際胃潰瘍の報告もありません。<豚病学より抜粋>YK-N090602
乳つき順位
豚は1腹が10頭を超える多胎動物で、母親の乳を巡って、生まれた直後から争いが繰り広げられ、一般に体重の大きい個体が乳の出の良い前方の乳頭につくような順位をいう。乳つき順位が確定するのは早くて2日から1週間くらいといわれる。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
豚の胃潰瘍に及ぼすストレス要因
機械的ストレス(外傷、ワクチン接種など)、作業による心理的ストレス(輸送中の疲労、予防接種時の保定、体重測定など)、感情的ストレス(群舎飼によるフラストレーション、激怒、不安など)がある。<豚の胃潰瘍より抜粋>YK-N090602
屠場にて腸管廃棄
腸管が肥厚したり、内容物に血液が混じったりしているようであればローソニアの疑いがあります。YT-N090406
リキッドフィーディング
飼料と水とをタンク内で混合した液状飼料(水分70~80%)を圧送ポンプによりパイプラインを通して桶状の飼槽に配餌する飼養法で、システム全体はコンピュータで制御される。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
ウェットフィーディング
不断給餌器の飼槽内に給水器がセットされたウェットフィーダーを用いて飼料と水とを同時に給与する飼養法で、子豚および肥育豚に用いられる。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
間欠給餌法
不断給餌と断餌とを交互に繰り返す方法で、枝肉の厚脂防止と食いこぼしによる無駄の防止、および給餌労力の軽減化を目的に開発された給餌法で、肥育豚に用いられる。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
異常産
繁殖豚にとって生産を最も阻害するもので、妊娠中に発生する流産(妊娠後期は早産)や、分娩しても胎子が死亡している死産や虚弱仔がある。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
不断給餌法
飼料を常時給与しておく方法で、豚はいつでも自由に飽食するまで採食することができ、一般に増体は速まり、給餌に要する労力の軽減にも効果が高く、主に群飼されている子豚や肥育豚で用いられる。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
活性汚泥
汚水を浄化する能力(活性)のある微生物のかたまり(汚泥)で、活性汚泥の微生物は送りこまれた酸素を利用して汚水中のBODを分解する。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
豚の胃潰瘍に及ぼす季節的要因
気温、湿度、降雨量、風速などの気象上の影響がストレスとして作用し胃潰瘍になりやすくなる。恒温環境より、温度変化を与えられたものに多く胃潰瘍が発生するという報告がある。<豚の胃潰瘍より抜粋>YK-N090602
制限給餌法
その豚に必要な1日量の飼料を計量して定時に給与する方法で、定量給餌法ともいわれ、主に繁殖豚や繁殖用育成豚に用いられる。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
ためふん
豚舎内の一角、特に湿った場所に糞をする習性があり、一般に豚が飼養されているような環境では排泄場所が限定されるため「ためふん」になることが多い。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
豚の胃潰瘍に及ぼす飼養管理的要因
餌切れ、水切れ、液状飼料の腐敗(通常の飼料より腐敗しやすいため)、微粒飼料は胃内全体に流動するため、胃壁(噴門付近)が胃酸の影響を受けやすくなるため、胃潰瘍になりやすくなる。<豚の胃潰瘍より抜粋>YK-N090602
冬場の夜間分娩時の虚弱豚対策について
夜間分娩での発症が多いようなので、熱源を母豚の尻側に設置し、また、PG製剤で昼間分娩をさせることも有効な場合があります。YT-N090406
導入豚のクリーングについて
導入時検査で導入先でのPm、Hps、Appの汚染が重篤なので、導入後1週間フロロコール5の添加。種豚舎移動前1週間フロロコール5の添加を実施してみてください。YT-N090406
豚伝染性胃腸炎
嘔吐と水曜下痢を主張とするコロナウイルス属の急性伝染病。年齢を問わず全ての豚に感染するが、発病率および致死率は幼齢豚ほど高い。TGEVの血清型は単一で、ウイルス株間に抗原性の相違は認められない。伝播方法は、キャリアー状態の豚によって侵入することが多く、豚への感染は経口および経鼻的に成立する。主な標的臓器は小腸で、呼吸器粘膜でも増殖する。発病豚の下痢便中には多量のウイルスが排出され、接触および汚染飼料や飲用水を介して感染が拡大する。エロゾール感染の可能性もある。また、ウイルスがヒトの着衣や靴、作業機具、車両などに付着して伝播することもある。発生の多くが晩秋から早春までの寒冷期に集中し、夏季には少ない。この理由として、TGEVは紫外線や熱、乾燥などの物理的要因に対し抵抗力が弱く、夏季には外界で生存しにくいことが指摘されている。<豚病学より抜粋>KK-N090806
分娩時の胎児停滞について
PG製剤、オキシトシン製剤の接種実施。母豚のケア(抗生剤、解熱剤など)も併せて行ってみてください。YT-N090406
白子とは
妊娠後期の死亡胎児をいう。(T090316)
黒子とは
妊娠中期の死亡胎児で、水分の吸収が不十分な状態で分娩された場合をいう。(T090316)
ミイラ変性とは
妊娠初期に胎子が死亡すると、死亡した胎子は、水分を吸収されながら、分娩時にはミイラ化して娩出される。これをミイラ変性という。(T090316)
豚の死亡原因を検査したいのですが、どうしたらよいですか?
斃死例があれば屠体または摘出臓器をお送りください。微生物学的検査を実施します。予防衛生管理であれば抗体検査を実施します。(例:PPE・TGE・PED)(T090316)
豚インフルエンザの病原体
オルトミクスウイルス科インフルエンザA属に属するインフルエンザAウイルスである。<病性鑑定マニュアルより抜粋>KM-N090406
インフルエンザウイルス株の命名法
WHO(1980)が提案した方法によって命名されている。抗原型/由来宿主動物種/分離された場所/株番号/分離年を順に記し、HAとNAの抗原亜型を括弧内に示す。<豚病学より抜粋>KM-N090406
ペア血清とは
発症時に発症豚の採血を実施し、その約4週後に同個体の採血を実施し、抗体価の上昇や下降を検証し、原因となった疾病を特定する検査方法をいいます。(T090323)