うし
歯のエナメル質や象牙質を侵す疾患で、馬、犬、猫、牛に発生がみられることがあり、先天的な歯質の脆弱、裂歯、不良な飼料給与などが発症誘因となるが、口内常在菌と食物によって産生された酸によって、歯質の脱灰現象が起こるとされている。<獣医学大辞典より抜粋>n090213
HIVはどの分類に含まれますか?
第6群 (Group VI) – 1本鎖RNA +鎖に含まれます。T090616
ウイルスの分類にみられるボルティモア分類とは何ですか?
ウイルスゲノムは1本鎖であったり2本鎖であったりします。またDNAではなくRNAを用いている場合もある。1本鎖RNAを用いる場合には、さらに+鎖(mRNAと同様に遺伝子が5’→3’方向に読み取られる)を用いる場合と、-鎖(遺伝子が相補鎖を使って3’→5’方向に読み取られる)を用いる場合があります。ボルティモア分類とは、こうしたゲノムの種類と発現様式によってウイルスを以下の7群に分類するものです。これはウイルスによる逆転写を発見した功績でノーベル賞を受賞したデビッド・ボルティモア(1938 – ) によって提案されました。T090616
ウイルスの特徴
①最小の病原微生物である(20~300nm)。②DNAかRNAのどちらかひとつしかもっていない。③生きた細胞内でしか増殖できない。④二分裂では増殖せず、増殖過程中、電子顕微鏡でウイルス粒子が見えなくなる時期(暗黒期、エクリプス期)が存在する。⑤細菌や真菌の感染症の治療に用いられる抗生物質は効かない。<微生物学250ポイントより抜粋>KK-N090904
インフルエンザウイルスはどの分類に含まれますか?
第5群 (Group V) – 1本鎖RNA -鎖) 分節型-鎖RNAウイルスに含まれます。T090616
ノロウイルスはどの分類に含まれますか?
第4群 (Group IV) – 1本鎖RNA +鎖に含まれます。T090616
ウイルスの化学組成
ウイルスは主としてタンパク質と核酸により成り立っている。カプシドを構成しているのはタンパク質であり、また、増殖や代謝を営む時の酵素もタンパク質よりできている。エンベロープのあるウイルスでは、脂質も含んでいる。エーテルなどの有機溶剤を作用させると脂質が分解したり、消失したりするのでウイルスは失活する。したがって、エーテルに対する感受性の有無によりエンベロープの有無を推定することができる。エンベロープには、そのほかに炭水化物が含まれている。<微生物学250ポイントより抜粋>KK-N090904
感染の予防方法としてどんなものが効果的ですか?
うがい、手洗い、マスクがもっとも効果が高いとされています。T090616
サーコウイルスはどの分類に含まれますか?
第2群 (Group II) – 1本鎖DNA に含まれます。T090616
ウイルスの分類はどのようになっているのですか?
ウイルスの分類は、これまでに宿主や症状、伝染方法、ウイルス粒子の形状などを基準に分類されてきましたが、今日ではウイルスに含まれる核酸の型と、その発現形式に重点を置く分類が広く用いられるようになっています。T090616
どのように消毒したらよいですか?
塩素を用いた消毒、あるいは高温(85度以上、1分以上)による消毒が望ましいです。T090616
ウイルスの分類
ウイルスは含まれる核酸により、DNAウイルスとRNAウイルスに分類でき、さらに2本鎖と1本鎖のものに区別できる。また、エンベロープがあるものとないもの、形、大きさなどの性状により分類されている。エンベロープは一般に内側の膜タンパク質と外側のリポタンパク質複合体からできている。膜タンパク質はウイルスの遺伝子によってコードされている。リポタンパク質複合体は宿主細胞の細胞膜や核膜由来の成分とウイルスの遺伝子によってコードされるペプロマーよりできている。<微生物学250ポイントより抜粋>KK-N090904
ウイルスの増殖
課程①吸着。ウイルス粒子が細胞膜の特定の部位(レセプター)に付着。課程②侵入。ウイルス粒子は細胞の食作用によって取り込まれるか、ウイルス粒子表面のエンベロープと細胞膜が融合して、ウイルス粒子のヌクレオカプシドが細胞質内に入る。課程③脱穀。ヌクレオカプシドから蛋白質が取り除かれ、裸の核酸となる。多くのウイルスでは、細胞のリャームの蛋白分解酵素によって起こる。課程④素材の合成。ウイルス核酸の遺伝情報がmRNAに転写され、細胞のリボソームでカプシド蛋白やエンベロープ組成が生合成される。一方では、自己の核酸が複製される。課程⑤組立て(成熟)。生合成された核酸とカプシド蛋白が組み合わされ、ウイルス粒子(ヌクレオカプシド)ができる。課程⑥細胞外への放出。細胞の破壊によって、あるいはエンベロープを持つRNAウイルスの場合は、ウイルス蛋白で置き換えられた細胞膜をかぶって、またエンベロープをもつDNAウイルスは核膜を被って細胞外に遊離する。<シンプル微生物学より抜粋>KK-N090904
ウイルスはアルコールで死滅しますか?
アルコールでは死滅しませんが、高濃度の塩素では効果があるといわれています。T090616
ういるすけっしょう
ウイルスが病巣から出て血流へ出ることをいう。通常、第一次病巣から局所のリンパ節に移り、血流へと出て第一次ウイルス血症を起こし、全身に広がる。その後、ウイルスは特定臓器中の特定細胞で大量に増殖し、第二次ウイルス血症を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>n090213
ウイルス効果試験はどのように実施するのですか?
JIS等の抗菌試験法を参考に実施しますが、多様な試験に対応致します。(T090925)
アルコール(エタノール)はウイルスに効果ありますか?
大半に効果があります。インフルエンザなどエンベローブ(外套膜)保有のウイルスに対しては効果が高いです。(T090925)
繊維製品のウイルス効果試験は可能ですか?
JISの繊維製品抗菌性試験を参考に実施します。ただし、静菌効果のような増殖を抑える効果は確認できません。不活化(殺菌と同等)効果のみの確認です。(T090925)
ウイルスはどのように増殖するのですか?
細胞や発育卵内で増殖します。生体内に寄生して増殖します。(T090925)
ウイルス中和試験による抗体価の測定について
段階希釈した血清と一定力価のウイルスを混和し感作後、細胞と一緒に培養し、ウイルスの感染力低下をみることによって血清中の中和抗体価を測定する方法。中和抗体とはウイルスが宿主細胞内に侵入し増殖するのを阻止する抗体のことをいう。
ウイルス培養について
ウイルスは細胞質や核を持たず、蛋白や核酸の合成に必要な場と材料を欠いているため生きた細胞に寄生(感染)してその細胞の代謝酵素や材料、蛋白合成のための細胞のリボソームを利用してウイルスの自己成分を合成し増殖する。つまり、ウイルスはウイルスのみでは増殖できないので、ウイルス培養には、宿主となる細胞(動物、孵化鶏卵、培養細胞)を必要とする。
ういんどれすけいしゃ
窓がなく機械制御で温湿度や換気を調整する鶏舎。管理の手間がかからず、防疫的にも優れていますが、停電等の事故の際には被害が開放鶏舎よりも大きくなる場合もあります。 O140317
うぇすたんぶろってぃんぐ
ウェスタンブロッティングとは、電気泳動によって分離したタンパク質を膜に転写し、任意のタンパク質に対する抗体でそのタンパク質の存在を検出する手法。ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)や2-メルカプトエタノールを加えたバッファーにタンパク質を溶解させ、タンパク質の立体構造を破壊し、これをSDS-PAGEにて展開し、ニトロセルロース膜やナイロン膜に転写する。この膜に対して免疫染色を行うことで、タンパク質を検出する。また特定のタンパクに対する抗体を反応させることにより、抗原性なども確認できる。使用するブロッキング剤の種類には、ウェスタンブロッティングでスキムミルク、フィッシュゼラチン、BSA、血清、界面活性剤、市販キットがある。<ウェスタンブロッティング攻略ガイドより抜粋>YK-N090602
ウェステルマンハイキュウチュウ
ウェステルマン肺吸虫
カテゴリへうぇすてるまんはいきゅうちゅう
肺吸虫の一種で、犬、猫の肺組織に虫嚢を作り、そのなかに通常2個体が寄生する。第一中間宿主はカワニナ、第二中間宿主はサワガ二、モクズガ二、終宿主は犬、猫、狐、虎、豹、ライオン、ヒトなどの肉食獣。待機宿主の猪の肉の生食による人体感染例がある。<獣医学大辞典より抜粋>n090213
ウエストナイル熱とは
日本脳炎ウイルスと極めて近い関係にあるウイルスで、アフリカ、西アジア、中東、ヨーロッパ、北米で見つかっています。蚊が媒介して、ヒトのほか、トリ、ウマなどの動物への感染がわかっています。ウエストナイル熱は、インフルエンザ様の症状で、比較的軽症の病気です。このウイルスが脳に感染して、さらに重篤な状態が、ウエストナイル脳炎です。t090213
うぇるしゅきん
グラム陽性桿菌で、鞭毛はなく、12種類の外毒素を産生し、その毒素の種類によってA~Fの6菌型にわけられる。A型菌はヒトにガス壊疽を起こし、B型菌は子羊と子馬に赤痢を起こし、D型菌はめん羊、山羊に腸性毒血症を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>n090213
うぉーたーかっぷ
常に飲水できるようにした自動給水器のことで、水道や貯水タンクからパイピングして給水器に導かれる。自動給水器にも多くの種類があるが、簡単にこぼれたり破損しないものを選ぶべきで、豚では特に給水装置の破損に伴い、水と糞で環境衛生上問題となるので注意を要する。<獣医学大辞典より抜粋>n090213
牛コロナウイルスによる呼吸器感染の診断
呼吸器感染の診断は、鼻腔拭い液を検査材料としてウイルス分離や蛍光抗体法などを行う。<最新ウシの病気より抜粋>KM-N090806
牛のケトーシスの臨床症状
消化器型は、①般症状の悪化 ②異嗜、胃腸運動の減退 ③呼気、尿、乳汁のアセトン臭。神経型は、①軋り、前がき ②興奮、狂騒、痙攣、旋回、斜頚 ③前肢進退、後躯不全麻痺。乳熱型は、①痺、意識障害、起立困難などの乳熱様症状 ②乳熱の治療で回復しない。随伴型は、前胃疾患、第4胃変位、創傷性疾患、肺炎、腎炎、肝蛭病、繁殖性疾患、外科的諸疾患及び感染症の場合に尿、血中ケトン体(アセト酢酸、βヒドロキシ酪酸、アセトン)が増量。YK-N090904
牛コロナウイルス病
牛コロナウイルスは、新生子牛に下痢を起こすほか、冬季赤痢と呼ばれている成牛の伝染性下痢の主原因であり、また呼吸器病にも関与している。伝染性が強く、成牛では集団発生する。冬季に多発し、日中と夜間の温度差の激しい時期に発生する傾向がある。潜伏期は、子牛では1~2日、成牛で2~3日。軽い発熱後、突発性の水様性下痢、子牛では白痢、成牛では淡褐色、ときに粘血便、乳牛では、重度の泌乳量低下または泌乳停止などがみられる。腸管以外にも上部気道に高い親和性があり、時に鼻汁漏出、くしゃみ、咳などの軽度な呼吸器症状を呈する。<最新ウシの病気および獣医伝染病学より抜粋>KM-N090806