はさっぷ
食品の衛生管理手法の一つです。「危害分析重要管理点」ともいいます。1960年代にアメリカの宇宙計画の中で宇宙食の安全性を高度に保証するために考案された製造管理のシステムで、Hazard Analysis and Critical Control Pointといい、頭文字の略語としてHACCP(ハサップ、ハセップ、ハシップともいう)と呼ばれています。HACCPは、製造における重要な工程を連続的に管理することによって、ひとつひとつの製品の安全性を保証しようとする衛生管理法であり、危害分析、CCP(重要管理点)、CL(管理基準)、モニタリング、改善措置、検証、記録の7原則から成り立っています。HACCPシステムによる衛生管理の基礎として「衛生標準作業手順」(SSOP:Sanitation Standard Operating Procedures)の導入など、一般的衛生管理が適切に実施される必要があります。わが国では、食肉製品、乳・乳製品、いわゆるレトルト食品などに対して、HACCPシステムによる衛生管理の方法について厚生労働大臣が基準に適合することを各施設毎に承認する制度が設けられています。G090213
パスツレラ
感染豚の口や鼻からの分泌物や滲出物を含んだ飛沫を吸入したり、それらで汚染されたものと接触することで感染し、豚の上部気道の粘膜に定着して増殖する。宿主の体外では数週間しか生存できず、熱や日光にも弱い。豚以外の媒介動物は、ネズミ、ウサギ、牛、犬、猫、ヒト、鳥類である。肺炎罹患豚の一般的な症状は元気・食欲の消失に始まり、重症例は群から離れ、豚舎の一隅で横臥して発咳および激しい腹式呼吸を示す。急性の症状は40~42℃の発熱がみられ、発病後数日で死亡するものが多いが、ときに2週間以上にわたる例もある。経過の長い例では貧血、食欲不振、削痩、元気消失などがみられる。出血性敗血症の症状は突然発病し、数時間から2~3日で死に至る。発熱(40~42℃)、元気・食欲消失、呼吸困難を来たし、歩行困難、チアノーゼ(とくに、耳、頚部、側腹部、鼻端や下腹部)などの症状を示す。さらに咽頭部の腫脹が認められる場合がある。<豚病学より抜粋>O-N100215
ハエの卵から成虫になるまでの期間は?
ハエの卵から成虫になるまで期間は温度にもよりますが、6~7月の発生のピーク時期では、約7~10日間程度で成虫となります。(T090814)
ハンバーグの色が鮮やかな赤色になる現象がありますが原因は何ですか?
牛肉の色は主にミオグロビンという色素を含んだタンパク質によるものが考えられます。ミオグロビンは暗赤色をしていますが、空気に触れると酸化し、オキシミオグロビンという鮮やかな赤色を示す物質に変化します。また、更に酸化が進むとメトミオグロビンという物質に変化し、灰褐色に変化していきますが食す上では問題ありません。(T090721)
はくしん
アルコール等の製造残渣である粕を飼料として連用多給したときに発現する飼料疹で、一種の中毒疹と考えられている。四肢等に好発し、急性ないし慢性の皮膚炎症状を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N091109
パック詰鶏卵とは
バットを床に置いてもすぐ洗うバットであれば問題ないのでは?
バット自体はすぐ洗うかもしれませんが、床に置いたバットを運んだ手は洗っていますか?食中毒の中で怖いのは2次汚染です。リスクは少なくするほうがよいでしょう。
ハエはどのような汚染をするのですか?
汚染個所から食品まで媒介をするので、多種多様の菌種を付着させる恐れがありますが、代表的な感染症原因菌としては、O157、サルモネラ、赤痢などがあります。T090616
はくたい
蹄壁の着地部で、蹄底に接する所にみる白色線状の帯。角葉層と真皮葉が嵌合、接触してできる知覚の鋭敏部。<獣医学大辞典より抜粋>N091109
はくたい
黄体が卵巣内で退行する過程で結合組織によって置換し、しだいに萎縮し硝子様化して肉眼的に白い瘢痕組織となったもの。その後はかなりの期間をかけて消退する。<獣医学大辞典より抜粋>N091109
はくひしょう
メラニン形成細胞の分布は正常であるが、メラニン形成に必要な酵素であるチロシナーゼを合成する能力が先天的に欠けているため、皮膚が白色を呈する。馬以外のすべての家畜で報告されている。<獣医学大辞典より抜粋>N091109
はくもうぜつ
舌乳頭が著しく伸長した状態の舌で、そこに色素が沈着して着色した場合は黒毛舌と呼ばれる。衰弱した動物に見られ、原因は一種の感染症ないしは菌交代症と考えられている。<獣医学大辞典より抜粋>N091109
ハツカネズミ
成獣でも体重20gほどのネズミでドブネズミやクマネズミの幼獣よりも小さいです。形態的特徴としては、耳が大きく尾が体長より短いか同じくらいです。また、腹部が白いことも特徴の一つです。温厚で人にも慣れやすい性格です。半野生的に生活していることが多く周辺に畑や草地などが残る場所や港湾部に生息しています。このネズミは、非常に乾きに強く、水のないような環境でも生存できます。養鶏場では、周囲に畑や草地のような環境がある場合に侵入してくることがありますが、経済的な被害は非常に少ないです。O-N090501
ばーじにあまいしん
放線菌が産生するペプチド系抗生物質で、主としてグラム陽性菌に作用する。動物用としてのみ使用され、飼料添加物として鶏、豚に用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>N091208
はーすとげんしょう
血球凝集のひとつで、Hirstがインフルエンザウイルスが鶏赤血球を凝集することを発見したことからハースト現象という。その後、いろいろなウイルスがヒト、鶏などの赤血球を凝集する作用があることがわかり、赤血球凝集反応、赤血球凝集抑制試験としてウイルス病の血清診断または分離ウイルスの同定などに用いられるようになった。<獣医学大辞典より抜粋>N091208
はーだーせんしゅ
瞬膜凹面上にあるハーダー腺の腫大、あるいは腺腫をいう。流涙し、結膜炎の症状を呈し、腫大した腺組織が瞬膜面から露出することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N091208
ぱーるしけん
炭疽菌とその類似菌との鑑別に用いられる方法で、ペニシリン含有培地上に菌を接種し、数時間後、培地表面にフタガラス置いて顕微鏡で観察すると、炭疽菌の場合は菌体が膨隆して真珠の首飾りのように連鎖してみえる。他の土壌菌ではこのような変化はみられない。<獣医学大辞典より抜粋>N100308
ばーろーびょう
中型、大型の子犬に発生し、発熱、長骨遠位端の腫脹と疼痛、跛行がみられ、X線検査で骨形成の減退、毛細血管性の溢血、壊血病帯のみられることが特徴である。<獣医学大辞典より抜粋>N100308
試験での肺炎の指標は何ですか?
臨床症状をスコア化して評価します。項目は、呼吸数、呼吸音、鼻汁、発咳、活力、食欲、体温になります。090207
ばいおてくのろじー
「バイオロジー」( 生物学;Biology)と「テクノロジー」( 科学技術; Technology) を合成した言葉で、「生物工学」または「生命工学」などと訳されます。生物またはそのDNA等、応用する技術のことで、伝統的な酒造りやしょうゆ造りといった発酵技術、交配による品種改良などの育種技術に加え、遺伝子組換え技術やクローン技術などが含まれます。G090213
ばいかいでんぱ
吸血昆虫やネズミなどの衛生動物による伝播をいい、機械的伝播、増殖型伝播、発育型伝播、循環増殖型伝播などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
ばいかいどうぶつ
病原体をある宿主からほかの宿主へ媒介する動物をいい、単に病原体を宿主から宿主へ運ぶだけのもの(機械的伝播者)、病原体が伝播者体内で一定の発育をすることが必要なもの(生物学的伝播者)などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090904
はいきしゅ
肺胞壁または呼吸細気管支の拡張や破壊により、終末気管支より末梢の容積が異常に増加した状態をいう。長期間この状態が続くと、肺組織の弾力性が減退し、肺の過度の膨大が認められる。馬、牛に多く、豚、犬、猫にもみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N091026
はいきじゅうにく
一般にと畜検査でと畜場法施行規則の別表し掲げる疾病にかかっていると認められ、かつ同表で廃棄その他食用に供されることを防止するために必要な措置を講じなければならない部分をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N091026
はいきぶつたいひはっこうそうち
家畜排泄物を発行処理によって堆肥化する装置で、糞を稲わら、籾殻やおがくずと混合して堆積すると、好熱性細菌の働きによって温度が65~75℃に上昇する。<獣医学大辞典より抜粋>N091026
はいきゅうちゅうしょう
住胞吸虫科の肺吸虫属の吸虫が人畜の肺に寄生することによって起こる疾病で、多くの肺吸虫の成虫は肺に虫嚢を作るため、発咳、血痰などがみられ急死の原因となることもある。<獣医学大辞典より抜粋>N091026
はいけい
産卵用途が終了した採卵鶏で肉用にまわされる鶏のことです。 O140320
はいけつしょう
一般に病原菌が流血中で増殖して疾病を起こすものをいうと考えられているが、細菌病巣から菌が絶えずまたは断続的に血中に流出して、全身感染を起こしたものをいうと考えるのが妥当である。病原菌の種類、毒力、侵入門戸、さらには生体側の感受性、防御機転その他の条件などによって影響され、細菌が流血中に入っても必ずしも敗血症が起こるとは限らない。<獣医学大辞典より抜粋>N091026
はいけつしょう
体内に入った病原菌による症状が全身に及んだ重い症状を引き起こした状態のことです。細菌そのものが血液中に無くても、細菌から出る毒素によって起こることもあります。他の疾病と合併して起こります。敗血症は病原菌やその毒素の種類、感染する側の感受性などの条件によって影響されるので、細菌が流血中に入っても必ずしも敗血症が起こるとは限りません。G090213
はいけつしょうせいしょっく
化膿巣と菌血症あるいは膿血症を伴う重篤な化膿性全身感染症を敗血症といい、その際に見られるショックを敗血症性ショックという。循環不全により浮腫を発生して体液の喪失が起こり、また心血管系への中毒作用によってショックを招く。<獣医学大辞典より抜粋>N091026