こうひしょう
豚の耳介に放線菌が感染することにより発症する。一般に一側性に発生することが多く、耳の変形はみられないが、皮膚は著しく肥厚し、硬く触れることができる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうふくもうのう
反芻類の第一胃で外形的な溝と内景的な筋柱によって区分される嚢のひとつ。第一胃は左縦溝と右縦溝によって背嚢と腹嚢に区別され、さらに両嚢の後方は左右の背冠状溝と腹冠状溝によって明らかに後背盲嚢と後腹盲嚢とにわかれる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうきょうきのう
鳥類の幹気管支が肺内を肺前庭および膜性気管支として通り抜ける際、膜性気管支の始まりの部分の腹方へ後胸気管支を分岐させ、その肺外への開口が後胸口で、この後胸口と交通する気嚢をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こくとうびょう
鞭毛虫類のトリコモナス目に属する原虫ヒストモナス・メレアグリジスにより引き起こされる家禽の疾病で、七面鳥、クジャク、鶏、ウズラなどが感染し、病鳥は盲腸にチーズ様のコアを生じ、肝表面に大豆大ないし指頭大の円形の病巣が生ずる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こあぐらーぜ
血漿凝固を作動させる病原性黄色ブドウ球菌の菌体外酵素のひとつで、遊離型と結合型を産生する。フィブリノゲンをフィブリンに変えて血漿を凝固、菌体を包み、宿主側の食菌、防御反応から免れる作用をもっている。菌株により産生コアグラーゼの抗原性が異なる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こあぐらーぜしけん
黄色ブドウ球菌など、3種類の病原ブドウ球菌はプレコアグラーゼ(酵素の前駆物質)を産生し、これが血漿中のある活性因子によってコアグラーゼとなり、フィブリノゲンをフィブリンに変え、血漿が凝固する。この性状を利用してブドウ球菌の分類を行う試験をコアグラーゼ試験という。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
毒効果試験はどのようにおこなうのですか?
サンプル内容、効果により試験内容をご相談させていただきます。試験概要とお見積もりをご確認いただきご検討ください。T090616
こうがしゅ
グリア芽腫。膠細胞に由来する腫瘍の一種で、大脳に好発し、腫瘍細胞は多形性で、ときに巨細胞を形成し、浸潤・破壊性に増殖する。出血・壊死および間葉性線維反応を伴うことが多く、牛、豚、犬、猫に発生がみられている。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
コウカビシケン(カビテイコウセイシケン)
抗カビ試験(かび抵抗性試験)
カテゴリへこうかびしけん(かびていこうせいしけん)
薬剤や資材がカビに対して抵抗性、発育を阻害するまたは殺カビする効果があるかどうかを確認する試験。JIS Z 2911などに規格がある。(140201M)
こうきゅうはんちょう
強直性発作。動物はその病状や挙動などにより多様な所見を呈するが、そのなかのきわめて特徴的なひとつであり、破傷風菌により発する。耳は聳立し、鼻孔は開大し、頸部は伸展し、牙関緊急、四肢は開張し、採食困難・流涎が著しく、ついに起立不能と強い反身姿勢となるような姿勢を後弓反張姿勢と呼び、随意筋の強直性痙攣に基づくものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうきんしけん
資材が特定の微生物に対して抗菌性、静菌性があるかどうか確認する試験。JIS K 1902繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果やJIS Z 2801抗菌加工製品―抗菌性試験方法・抗菌効果などが規格試験法として存在する。(140201M)
こうくうないいぶつ
飼育者の不注意により飼料中に混じている先鋭な異物を採食することがある。反芻動物ではその習性と口腔内の構造、餌の特性などにより、また肉食動物も食塊をうのみにする習性のため先鋭な異物を口腔内の各所に刺入する。牛では針、針金、ヘアピンなど、犬、猫では針、焼串、骨片木片などが多く、豚では残飯中の異物がよく刺入する。症状としては突然の採食・咀嚼中止、苦痛、流涎が著しく、口内食物の吐き出し、咬みだし、肉食動物では嵌入した異物が大きい場合は半ば開口状態を呈したり、爪で頬をひっかいたりする。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうげん
体内に侵入し抗体を作り出す物質で、自己以外のタンパク質や多糖類など。抗原の中で抗体と特異的に結合する部位を抗原決定基と言う。《参考文献:ファーマインターナショナル「血液用語辞典」、金芳堂「微生物学250ポイント」、浜島書店「増補 最新 図表生物」》
こうしげりしょう
幼齢期にみられる急性あるいは慢性下痢の総称で、種々のウイルスおよび細菌がこれに関与する。アデノ・コロナ・ロタ・パルボ・エンテロウイルスの単独あるいは混合感染により発病する。細菌性下痢としてはサルモネラによるものが重要で、また大腸菌による下痢は子牛白痢といわれる。誘因として、初乳の摂取不足、輸送や環境変化によるストレス、畜舎の不衛生などが考えられ、症状は下痢と脱水が主徴で、下痢は水様便、白痢便、粘血便など病例ごとに多様である。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうしはいえん
ホルスタイン雄子牛などの集団飼育時、特に幼齢期にみられる急性あるいは慢性肺炎の総称で、種々のウイルスならびに細菌がこれに関与する。パラインフルエンザ・アデノ・レオ・牛RS・ライノウイルスなどのほか、クラミジア、マイコプラズマ、真菌やヘモフィルス、パスツレラ、コリネバクテリウムあるいは連鎖球菌などの混合感染が起きることが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
こうしはくり
激しい下痢を特徴とする病原性大腸菌による子牛の急性伝染病で、致死率も高く、生後数時間から2週齢前後に発生し、脱水が激しく、また敗血症死する例も多い。急性例では病変のめだたない場合もあるが、経過の長いものではカタル性腸炎、肺浮腫、腸間膜リンパ節腫脹などがみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
とくぼう
離乳後の子牛を飼育するための牛房の一種で、乳用子牛では牛房に連接して作られることもあるが、肉用子牛の場合は離乳も早く消化器系伝染病予防などの面から牛床をスノコ状にしたり、独立した小舎のカーフハッチなどが利用される。<獣医学大辞典より抜粋>N090706
こうしりゅうこうせいはいえん
主に1~20週齢の子牛にみられる伝染性肺炎で、原因はマイコプラズマ、パラインフルエンザウイルス3型、アデノウイルス3型などとされるが、多くはパスツレラ・ムルトシダ、アクチノミセス・ピオゲネスなどの二次感染を伴う。急性期にはカタル性気管支肺炎で小葉間質の水腫が著しいが、慢性期には気管支周囲から器質化が進行し、無気肺部を生じて、細菌の二次感染により、膿瘍形成、化膿性・癒着性胸膜炎が起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309
リンコマイシン系の作用
細菌の蛋白合成阻害により、静菌的に作用する。腸肝循環率が高い。NM-N090603
抗生物質の一次選択薬の投与期間はどのように決めているか?
共済や農協などでも特に規定はなく、獣医師の判断(体温や臨床症状、投与後の経過)により、決めている。概ね1~2日。090207
マクロライド系の作用
細菌の蛋白合成阻害により、静菌的に作用する。NM-N090603
セフェム系の作用
細菌の細胞壁合成阻害により、殺菌的に作用する。注射薬、乳房内注入剤に使用される。NM-N090603
アミノグリコシド系の作用
細菌の蛋白合成阻害により、高濃度では殺菌的に作用する。NM-N090603
こうそ
生体内の様々な反応に対して触媒として作用するタンパク質。生体内の細胞、消化液または微生物中に存在する。最適温度、最適pHがあり、熱に弱く、酸、アルカリにも弱い(生体内の反応で用いられるので、35~55℃、pH5~8で最も活性なものが多い)。酵素反応は特異性が高く、副生成物がほとんど生成されないのが特徴。反応速度は触媒を用いない反応に比べて106~1012倍くらい速く、化学触媒と比べても数桁速い。 《参考文献:数研出版「チャート式 新化学ⅠB・Ⅱ」、三省堂「詳説 化学Ⅱ」、東京化学同人「ヴォート 基礎生化学」》
こうそ
生化学的には、生体内で起こる化学的反応の触媒としての機能を持つたんぱく質などを成分とした分子。(140314M)
こうそこうたいはんのう
直接法と間接法に分けられる。直接法は抗原に直接反応する抗体(一次抗体)を標識し抗原抗体反応を1回のみ行う。間接法は標識していない一次抗体を用い、一度目の抗原抗体反応を行う。続いて一次抗体自体を抗原とする別の抗体(二次抗体)を標識し更に反応させ二回以上抗原抗体反応を行う。HM-N090806
間接法その1:標準酵素にペルオキシダーゼを用いるもの
ペル・抗ペル抗体の可溶性免疫複合体(PAP)を用いるPAP法は、抗原抗体反応のみを用いてペルオキシダーゼを導入するものである。一次抗体と抗ペル抗体のホスト動物種をそろえておき、一次抗体を反応させそれに結合する二価の二次抗体を反応させた後PAPを反応させると二次抗体の二つの抗原結合部位のうち空いている方がPAPに含まれる抗ペル抗体に結合する。ペルオキシダーゼとは内因性酵素の一つであり、主に赤血球,好酸球,好中球に含まれている。あらかじめ失活させておかないと発色時にペルオキシダーゼ標識した抗原抗体反応物と内因性ペルオキシダーゼの区別が付かなくなってしまう。免疫染色でペルオキシダーゼ標識したものを用いる際はH2O2などで内因性ペルオキシダーゼを失活させる必要がある。HM-N090806
間接法その2:二次抗体にビオチンを結合(ビオチン化)
三回目の反応に抗原抗体反応ではなくビオチンと特異的に結合するアビジンを用いるLAB法、アビジン・ビオチン複合体を用いるABC法、アビジンよりも強固なビオチンへの結合を示すストレプトアビジンを用いるLSAB法などがある。二次抗体と酵素をポリマーに結合さえポリマー試薬を反応させ内因性のビオチンの影響を受けにくく2ステップで終了する、高感度かつ短時間で染色を可能にする方法も一般的になってきている。HM-N090806
こうたい
体内に侵入してきた抗原に対抗して血清内や組織中に作り出されるタンパク質で、抗原と特異的に反応する。基本構造はY字型で、それぞれ2本ずつあるH鎖(Heavy chain)とL鎖(Light chain)がS-S結合をしている。H鎖、L鎖には抗体分子ごとに異なる可変部と、共通な不変部がある。《参考文献:ファーマインターナショナル「血液用語辞典」、金芳堂「微生物学250ポイント」、浜島書店「増補 最新 図表生物」》
抗体価の統計解析の方法
<10のものは、5として、幾何平均値を出し、((それぞれの数値を対数変換する)正規分布させるため))。090207