ひかきしゅ
空気またはガスが皮下織に蓄積した状態で、創傷、肋骨骨折、第一胃穿刺孔などから侵入するほか、肺気腫が拡大して生ずる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかくもうきゅう
胃内に飲み込まれた被毛が胃内容を核として球状または扁平円盤状物を作ったものを毛球と呼び、球の表面に無機塩が沈着被覆した場合、被殻毛球と呼ばれ、牛の第一胃にみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひがしかいがんねつ
ピロプラズマ亜目、タイレリア科のタイレリア・パルバを病原体とする牛の住血原虫病で、中央および東アフリカに分布する。主な媒介者はコイタマダニで、潜伏期間は8~15日。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかそけいへるにあ
鼠径輪が異常に拡大し、腹腔臓器特に小腸、腸間膜、大網などが脱出したものであり、発生頻度は低い。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかのうせいのうえん
充血、出血、水腫などの循環障害、リンパ球、形質細胞および大食細胞の血管周囲性浸潤、神経細胞の変性、グリア細胞の増殖を特徴とする脳炎で、神経細胞の変性の程度は原因によってもさまざまである。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかのうよう
皮下の組織内に空洞を形成し、膿汁の貯留したものをいう。フレグモーネ、汚染した刺創などからの局所感染によって起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかんせつえん
外傷、打撲、骨折、捻挫などの外力および過度の運動負荷に基因する急性および慢性の足根関節周囲炎として発症することが多く、主として馬、牛に多発する疾患である。<獣医学大辞典より抜粋>N100701
ひかんのうせいへるにあ
ヘルニア内容が体腔内に還納できなくなったヘルニア。ヘルニア内容は脂肪、大網、腸管、妊娠子宮、膀胱などであり、症状はその大きさや経過によっても異なる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
ひがんばなちゅうどく
ヒガンバナは本州、四国、九州などの堤防、墓地、原野などにみられる多年草の植物で、毒成分としてリコリンやセキサニンなど、9種類のアルカロイドを含有している。家畜においてはヒガンバナ科のスイセン属による中毒例が認められている。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
びきょう
家畜の鼻麺、すなわち外鼻の鼻尖と上唇は明らかな境界がなく、移行的になっていて、鼻唇平面(牛)、鼻平面(犬、めん羊)、吻鼻平面(豚)を形成し、被毛もほとんどなく、潤滑して光沢があるので鼻鏡と呼ぶ。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
びきょうはくはんしょう
南西諸島の主として黒毛和牛における沖縄糸状虫による鼻鏡の慢性深層性皮膚炎、夏期放牧牛、繋牧牛に発生し、冬期は軽快する。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
びくうがん
鼻腔に腺癌、扁平上皮癌がまれにみられる。くしゃみと片側性の血液を含む鼻汁の流出がみられ、病状の進行とともに両側性になる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
ひげながちまだに
チマダニ属としてむしろ例外的種で、触肢などはマダニ属に類する円筒状の形態をもつ。西日本の有蹄類(牛、カモシカ、鹿および馬)での成体寄生が確認されている。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
被験動物とは
治験薬若しくは製造販売後臨床試験薬を投与される動物または当該動物の対照とされる動物。(動物用医薬品等製造販売指針より抜粋)
びこうかい
鼻前庭から続く固有鼻腔においてみられる巻紙状の骨性基台の構造物で、背・腹鼻甲介の粘膜は、呼吸部で多数の鼻腺と豊富な血管が分布する。中鼻甲介の粘膜は厚く、嗅細胞が存在し、嗅部となる。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びこうかいえそ
馬では腺疫、血斑病、鼻炎に継発し、犬ではジステンパーの経過中に発生する。悪臭の鼻漏、呼吸困難、顎下リンパ節が腫脹し、血液の供給喪失と関係があり、細菌の侵入および腐敗によって鼻甲介組織が死に至るものがある。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びこうかいどう
背・中・腹鼻甲介が囲む洞で、副鼻腔に属す。背・中・腹鼻甲介洞にわかれ、複雑な鼻甲介胞を作って蜂巣を表す。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びこうきせいきん
微量の酸素の存在下で発育する細菌と定義されるが、酸素が直接それらの発育に関係しているのではなく、二酸化炭素の比が酸素よりも高い環境下でもっともよく発育する細菌をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びくうないいぶつ
原因としては草や小枝などの吸引、採食時における飼料の歯根部から鼻腔内への進入、ならびに嘔吐により吐物が咽喉頭から鼻腔へ入る場合のほか、鼻骨骨折時の遊離骨片、腐骨、寄生虫、鼻腔内腫瘍などが考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816
ぴこるなういるすか
直径20~30nmのRNAウイルスで、エンテロウイルス属、ライノウイルス属、カルジオウイルス属、アフトウイルス属があり、ポリオ、口蹄疫、豚水胞病が代表的。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
ヒサイキンセイケッセンセイシンナイマクエン
非細菌性血栓性心内膜炎
カテゴリへひさいきんせいけっせんせいしんないまくえん
悪液質性心内膜炎。種々の伝染病や消耗性疾患の経過中に合併する疣贅性心内膜炎で、心臓の弁膜に灰白色砂状、顆粒状または疣状の増殖物が膠着する状態をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
ひさんなまりちゅうどく
農薬として用いるヒ酸鉛の誤食または薬剤の付着した飼料の採食による。症状は、食欲低下、反芻停止、流涎、嘔吐、悪心、呼吸速迫ないし困難、痙攣、運動麻痺、貧血、白血球増加、異常赤血球の出現などである。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
ひしがたうもうだに
無気門類のフテロリクス科に属するダニで、体長約0.4mm。褐色を帯び、ひし形の体形を有している。主に鶏の翼羽の間隙に多数寄生する。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
ひしせんしゅよう
皮脂腺から生ずる腫瘍性病変は、結節性過形成、皮脂腺腫、皮脂上皮腫、皮脂腺癌に分類され、犬に好発する上皮性皮膚腫瘍の代表的なもので、他の動物ではなれである。高齢犬に多く、孤在性もしくは多発性である。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びじゃくはつじょう
発情徴候が微弱でかつ持続時間が短い発情をいい、卵巣機能が休止から活動状態に移行する際に発現する生理的現象と考えられている。卵巣の周期的活動が正常な場合でも現れるが、小卵胞が発育の途中で閉鎖退行して排卵に至らなかった場合に多く現れる。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
ひしゅ
脾臓が腫大し、重量の増加した状態をいい、原因にはうっ血、伝染病などがあるが、急性伝染病でもっとも著明で、特にこれを伝染性脾腫という。脾腫はほとんどの伝染病でみられるが、炭そ、ピロプラズマ症、トリパノソーマ症、馬伝染性貧血、豚丹毒、鶏チフス等でもっとも顕著である。<獣医学大辞典より抜粋>N101119
びしゅっけつ
鼻孔からの滴々または細流の出血をいい、症候名であって、独立病ではない。原因は、鼻粘膜の損傷・挫傷・寄生虫・骨折・激性炎、異常血圧上昇、血管病、新生物および潰瘍、出血素質のある全身病などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N101125
ひじょうが
発情牛のもっとも特徴的な性行動として、雌牛が群飼されている場合に、他の牛に乗駕したり、あるいは乗駕されることがあげられる。特に発情の最盛期にはほかの牛に乗駕されても逃げることなく、静かにこれを許容するもので、この状態はスタンディング発情と呼ばれる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125
ひじょうみゃく
家畜動物の深在性静脈は大体において動脈に伴行するが、皮静脈とは皮下にあって動脈と関係なく独立して走行するもの。<獣医学大辞典より抜粋>N101125
びじょうよう
家畜動物の肝臓に形成される肝葉のひとつで、左右両葉に挟まれて中心部の肝門の背位にみる。鶏では尾状葉の形成はない。<獣医学大辞典より抜粋>N101125