きゅうせいいかくちょう
過食あるいは胃内容の排出障害によって胃が過度に緊張膨大し、疝痛症状を発する疾患で、馬に頻発し、犬にも発生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090226
きゅうせいいかたる
急性カタル性胃炎。胃粘膜の急性なカタル性炎で、胃の運動障害および胃液分泌異常を主徴とし、腸カタルと併発することが多く、他の疾患と継発することもある。原因は過食、不良飼料の摂取、飼養法の失宜、外界の感作および過度の労働などが挙げられ、症状は食欲減退廃絶、異嗜、嘔吐に続く脱水、牛では第一胃の蠕動微弱あるいは廃絶、小動物では嘔吐および胃痛を認める。<獣医学大辞典より抜粋>N090226
きゅうせいえしせいにゅうぼうえん
反芻動物や豚で起こり、多くは大腸菌の感染により、悪性で一分房のみならず、多くの分房が同時に侵される。高度の疼痛、発赤した乳房腫脹を伴い、分泌液は少量しか存在せず、多数の線維素性浮遊物を混じている。<獣医学大辞典より抜粋>N090226
キュウセイカタルセイカノウセイニュウカンエン・ニュウボウエン
急性カタル性化膿性乳管炎・乳房炎
カテゴリへきゅうせいかたるせいかのうせいにゅうかんえん・にゅうぼうえん
牛に多く、大部分はストレプトコッカス・アガラクチエにより、急性型では乳房が容易に腫大し、分泌物は希薄水様で浮遊物を混じ、あるいは赤色膿様に染まる。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
キュウセイケイハツセイコチョウショウ
急性継発性鼓脹症
カテゴリへきゅうせいけいはつせいこちょうしょう
反芻動物の第一胃が胃内に発生した遊離ガスで過度に膨張する。経過は急激で、心悸亢進、呼吸速拍ないし困難を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
キュウセイゲンパツセイコチョウショウ
急性原発性鼓脹症
カテゴリへきゅうせいげんぱつせいこちょうしょう
反芻動物の第一胃内が多量の泡沫で充満し、あいきの排出不能による第一胃の過度な膨張により呼吸障害をきたす。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいこちょう
第一胃と第二胃内に発酵により生じたガスが食渣と混合して泡沫状または食渣と分離した状態で急速に貯留し、腹腔内の諸臓器ならびに胸腔内の諸臓器を圧迫するため、急激な循環障害と呼吸困難を生ずる反芻動物の病気である。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいさるもねらしょう
サルモネラ属菌によって起きる疾患のうち、急性の経過をとるものをいい、ヒトにもいろいろな病気を起こし、公衆衛生上重要となるのは、豚パラチフスの原因となる豚コレラ菌、牛パラチフスの原因となるゲルトネル菌などで、主な症状としては、粘血下痢便、脱水、貧血などがあり、伝染性の流産を起こすものもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいしきゅうないまくえん
不妊の原因となる主要疾患で、主に分娩後産褥性子宮炎として生じ、硝子様または白色絮状片を含む粘液あるいは濃汁の漏出をみる。連鎖球菌、ブドウ球菌、大腸菌などの常在菌、ブルセラ菌、パラチフス菌などの伝染性細菌、トリコモナス原虫などの感染によるほか、子宮洗浄失宜に起因するものもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいしゅっけつせいちょうえん
腸粘膜の損傷(粗暴な直腸検査、異物、検温、浣腸の失宜)、腸変位(嵌頓、捻転、重畳など)、胃腸の潰瘍、中毒、伝染病などによっても起こるが、特発性としてクロストリジウムの異常増殖で発する牛や豚の急性出血性腸炎がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいだいいちいかくちょう
過食のため第一胃が異常に拡張し、収縮力の減退をきたして消化障害を起こす疾患で、牛に頻発する。穀物や配合飼料の過食・盗食が主因で、採食後短時間で茫然停立、挙動不安、反芻・あいき・第一胃運動の廃絶をきたし、左側腹部は膨隆・緊張し、内容は充実して堅く、しばしば疝痛症状を現わす。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
急性毒性試験とは
1回投与によるLD50の測定と急性毒性症状の観察を14日間実施する試験で、単回投与毒性試験ともいう。090207
きゅうせいにゅうぼうえん
不特定の細菌、ウイルスあるいは理化学的感作を直接の原因として起こる牛の疾病で、特に分娩前後の生理的な乳房の腫脹、浮腫に続いて搾乳管理が不適当なときに多発する。突然乳房の腫脹、発赤、熱感、疼痛が起こり、乳汁が黄褐色となり、ときに血様、膿様を呈し、粘稠な大小の凝塊を含む。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせいぼうこうえん
家畜では牛、豚での発生が多く大部分は大腸菌、プロテウス菌、連鎖球菌、ブドウ球菌、コリネバクテリウム菌などによる細菌感染が原因で、雌に多く、尿石、尿道狭窄、膀胱神経麻痺、腫瘍などに続発する場合が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせつえん
球節部の挫傷、捻挫、脱臼および骨折等で発した炎症や周囲の化膿性炎症の波及、球節への穿通創等により関節炎を発する。局所の熱感、疼痛が顕著で、負重不全に基づく重度な跛行や球節の腹屈がみられる。この炎症に基づく骨質瘤の発生をみることもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きゅうせつだっきゅう
疾走時の急旋回、障害飛越時の過度の負重または腱の激伸、滑走、蹉跌、転倒および輪轢などによって発する。全脱臼では球節の変形と第一指関節の転移が認められ、不全脱臼では側方脱臼の場合が多く、捻挫と紛らわしく、常に高度の支柱跛を伴う。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
ぎゅうにゅうきしゃくえき
牛精液の希釈保存に用いる。牛乳は全乳、脱脂乳ともに精子に対し毒性を有し、この毒性因子は92~98℃、10~15分間の加熱により消失する。ただし、加熱しすぎると精子保存能力は低下する。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
ぎゅうにゅうりんぐしけん
ミルクリング試験。ブルセラ診断法のひとつで、乳牛の群単位の診断に適している。被検乳に青染したブルセラ死菌を含む診断液を添加し、37℃で40ないし60分静置するとブルセラ罹患牛の乳では、上層(脂肪層)が青色、下層が乳白色を呈する。ただし、初乳や乳房炎からの牛乳サンプルでは、正確な結果は得られない。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きょうかいせっしゅ
伝染病の汚染地域と清浄地域の境界の比較的広い地域の家畜にワクチン接種を行って、その免疫獲得家畜による免疫地域を形成することで、この免疫地域の形成により汚染地域から清浄地域への伝染病の侵入を防止するものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090227
きょうけんびょう
ラブドウイルス科のウイルスによる哺乳動物の急性伝染病で、ヒトにも感染する。症状は、神経興奮と意識障害で、麻痺が起こり死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
ぎようせい
検査の判定結果が陰性ではないが陽性とも確定出来ない結果のこと。20140204TM
きょうせいこきゅう
努力呼吸。随意あるいは他動的に行う強い肺換気をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きょうせんしゅ
良性の上皮性胸腺細胞の腫瘍で、牛、山羊、めん羊、犬、猫、マストミス、鶏などで報告があるが、牛と山羊に多い。胸腺にみられるリンパ肉腫、例えば、牛の胸腺型白血病との鑑別が必要となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きょうちくとうちゅうどく
キョウチクトウは常緑灌木で、有毒物質はネリオドレインおよびネリオドリンなどで、葉、樹皮、根、および種子にあり、心臓毒性がある。中毒例は草食獣、なかでも牛に多発し、症状はまず消化器、ついで循環器、特に心機能障害(心悸亢進、不整、頻脈)、後躯麻痺などを発し死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きょうどうせっしゅほう
病毒を一側に注射し、同時あるいは多少前後して同免疫血清を他側に注射する接種の方法をいい、獣疫予防面でしばしば試みられている。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きょうまくはいえん
肺炎と胸膜炎が共存する場合をいい、炎症の進行に伴い、肺炎巣より胸膜炎に波及する場合が多い。原因はさまざまで、多種動物で認められるが、主に細菌感染による。特に線維素性肺炎を特徴とし、伝染性性格をもつものに牛の牛肺疫菌感染、豚のサルモネラ症およびパスツレラ症がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
げんせいふにん
雌か雄かどちらか一方にのみ現れる生殖器の先天異常に基づく不妊をいい、家畜では雌の限性不妊が多く知られており、遺伝性の山羊や豚の間性、非遺伝性の牛のフリーマーチンなどはいずれも本来は雌個体である。雄の限性不妊の例としては陰睾がある。これらに対し、スウェーデンの高地種牛にみられる遺伝的性腺発育不全症は、雄(精巣)にも雌(卵巣)にも現れる。<獣医学大辞典より抜粋>N090305
きんいろやぶか
ヤブカ属の一種で、幼虫は家畜尿溜などを生息環境とし、牛、馬を好んで吸血する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きんぐしきかんきほう
畜舎床面から30~60cmのところに吸入口を設け、排気ダクトにより屋上の排気口に導き排気装置によって畜舎内の換気を行うものである。畜舎内の換気法には水平換気法、垂直換気法、混合換気法があるが、キング式換気法は混合換気法で、冬の寒さが厳しく、夏の暑さの激しい地方に応用される。<獣医学大辞典より抜粋>N090302
きんぐしきちくしゃ
屋根型による畜舎分類ではマンサード(腰折れ屋根)型あるいはモンタ-(越し屋根)型のものにキング式換気法を併設し、堅固な天井を設け、屋根裏部屋を乾草、敷料置場として利用するもので、牛舎に多く用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090302