あとろぴん
分子量289.38。種々のナス科の植物などの葉および根に含まれるトロパンアルカロイドで、ムスカリン受容体に作用して、アセチルコリンの作用を抑制するベラドンナのアルカロイド。<獣医学大辞典より抜粋>
あとろぴんだいようやく
アトロピンが副交感神経節後線維と効果器官のシナプス伝達を非選択的に遮断してしまうので、この欠点を補い、目的とする特定器官に主に作用させてその機狽イ整するために合成された。<獣医学大辞典より抜粋>
あなふぃらきしー
ほとんどの脊椎動物に起こる即時過敏症で、抗原刺激後の細胞親和性抗体による組織固定のマスト細胞の感作に起因する。<獣医学大辞典より抜粋>
あなふぃらきしーしょうじょう
即時型体液性免疫反応であるアナフィラキシー型アレルギーにより生ずる症状で、全身性に出るものをアナフィラキシーショック、局所に出るものを局所性アナフィラキシーという。<獣医学大辞典より抜粋>
あなふぃらきしーしょっく
即時型アレルギーのひとつのモデルで、一定の抗原(アレルゲン)によってあらかじめ感作されていた個体が後に再び同じ抗原を受けたとき、IgE感作肥満細胞が特異的に刺激され、多量のヒスタミンなどの伝達物質の遊離により起こる全身性のアレルギー反応。<獣医学大辞典より抜粋>
あなぷらずまか
リケッチア目に属する3科のひとつで、家畜や種々の哺乳動物の赤血球内、その表面または血漿中に検出される住血微生物である。テトラサイクリン系の抗生物質が有効とされている。<獣医学大辞典より抜粋>
あにーりんぐ
一定の温度下で、一本鎖のDNAにプライマーが結合することです。 O140416
動物福祉
家畜も含め動物は、生きている間はストレスをかけず、快適に生活させ、殺すときは痛みを感じさせないようにまず意識をなくしてから、と畜処理しようとする発想。<養豚場実用ハンドブックより抜粋>N090501
アメリカミズアブ
成虫及び幼虫は特徴的で、識別は容易。畜産施設周辺での発生は突発的だが、特に鶏舎及び豚舎において、時々、大発生することがある。この種はミズアブ科に属しており、触角及び翅脈はイエバエ科やクロバエ科とはかなり異なる。アメリカミズアブの触角は長く、頭部から直接前方に出ていて、末端(第3)節は先細りで棘毛はない。翅には中央に封入された翅室があり、部分的に褐色がかっている。成虫は青黒く、体長2cm、肢は黒色で附節は黄白色で、後部附節の上部は白くなっている。腹部には、基部(第2節)付近の背面に1対の透明または半透明な部位がある。KT-N090602
あふりかばえき
アフリカ馬疫ウイルスに起因する馬の伝染病で、病性は非常に軽度のもの(発熱のみ)、急性のもの(肺型)、および準急性のもの(心臓型)があり、ときに混合型が起こる。蚊などの吸血昆虫によって媒介されるため、流行には季節性があり、もともとはアフリカに局在していたが、現在では中近東やインド亜大陸に分布し、日本にはない。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あへん
ケシ属の植物のケシやアツミゲシの未熟果皮を傷つけて浸出した乳液を乾燥させて作るアルカロイドの混合物。主成分はモルヒネ、コデイン、テバイン、パパべリンなどであるため鎮痛作用や麻酔作用を有する。原料となる植物の栽培は禁止されており、アヘン製剤の製造・販売は麻薬取締法で規制されている。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あぽくりんかんせん
汗腺のうち腋窩腺、耳道腺、睫毛腺、乳輪腺、肛門傍洞腺など粘液質の特有の臭気のある汗を分泌する腺で、管経が大きいので大汗腺ともいい、毛包の上部に開口している。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あまにたときしん
ドクツルタケ、シロタマゴテングタケ、タマゴテングタケの毒成分で、毒キノコに含まれる有毒成分中でもっとも猛毒で、耐熱性毒成分である。中毒症状は10~20時間の潜伏期を経て、コレラ様下痢を示し、肝臓、腎臓などの障害に次いで中枢神経障害を起こし、痙攣、意識混濁、昏睡の後に死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみぐだりんちゅうどく
未熟な青梅にはアミグダリンという青酸配糖体が含まれ、自らがもつ酵素アミグダラーゼによって分解され、青酸を生じて中毒を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみのさん
同一分子内にカルボキシル基とアミノ基を有する化合物。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみのさんにょう
血漿中にアミノ酸が増加したり、あるいは尿細管におけるアミノ酸の再吸収が障害されることによって、尿中にアミノ酸が過剰に排泄されること。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみのふぃりん
分子量420.44。強心利尿薬の一種で、キサンチン誘導体で茶の葉に存在するアルカロイド。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみのめとらじん
分子量195.22。アミノウラシル誘導体の利尿薬の一種であるが、最近ではほとんど用いられなくなった。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみろいどかん
多量のアミロイド物質が沈着すると、肝細胞は圧迫委縮に陥り、肝臓は腫大し、硬くなり容易に破裂し、致死的出血を起こすことがある。割面が透明均質にみえ、蝋様または豚脂様を呈することから俗称として豚脂様肝、蝋様肝あるいは木質肝と呼ばれることがある。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみろいどしょう
一般に、体のどこかほかの場所の慢性化膿性変化に関連してみられることが多く、原因は不明であるが、頻繁に抗原物質を注射した動物に見られる。広範なアミロイド沈着は脾臓、腎臓、肝臓にみられることがあり、緒臓器の肥大、機能低下をもたらす。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみろいどひ
赤脾髄網状織におけるアミロイドの沈着をいい、脾臓は腫大し、割面で豚脂様にみえる。動物では比較的まれで、細菌抗原などで高度に免疫された血清馬などにみられる。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あみろいどへんせい
光学顕微鏡で好酸性、無定形にみえるアミロイドと呼ばれる生理的に存在しない物質が、組織間隙や血管壁基底膜に沈着する病変をいう。腎糸球体、肝類洞、脾濾胞その他各臓器の血管壁に好発し、原発性と続発性がある。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめーばよううんどう
原生動物のアメーバが行う細胞体の変形運動と似た細胞運動をいい、食細胞が異物、細菌などを取り込む場合などによくみられる。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめーばようこうさいぼう
星状膠細胞の退行性変化で、アメーバ状の運動をするという意味はない。白質の星状膠細胞に典型的な変化であるが、灰白質にも認められる。死後変化として現れることもある。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめーばせきり
赤痢アメーバによる下痢を主徴とする疾病で、ヒトをはじめ各種の猿類、まれに犬、猫、豚、ネズミが感染し、檻で飼育されているチンパンジーなどの発症例がある。寄生部位は大腸であるが、ときに肝臓、肺、脳、脾臓などに病巣が発生することもある。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめかすちゅうどく
あめは穀類、根塊類を原料として、そのデンプンを糖化、圧搾、あめ汁とあめ粕に分離し、あめ汁を濃縮して製造され、あめ粕はその原料にもよるが比較的タンパク質含量が高く、家畜の飼料として利用される。この製造過程に漂白剤としてスルホメチレート化合物が用いられる場合、その廃液やあめ粕中に亜硫酸やホルムアルデヒドが含まれ、これを家畜が食して中毒することがある。豚は数分後に倒れ、昏睡、腹部膨満、全身痙攣、排尿しながらへい死する。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめりかうまのうせきずいえん
アメリカにおける馬の脳脊髄炎で、西部型と東部型があり、いすれもトガウイルス科アルファウイルスが原因で、吸血昆虫によって媒介される。症状、病変とも日本脳炎とほぼ同様。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめりかこうちゅう
線虫の一種で、ヒトまれに犬、猫、豚の小腸に寄生し、世界各地、特に熱帯・亜熱帯に多く日本にも分布する。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あめりかふそびょう
芽胞性桿菌類の一種で、本菌の芽胞が孵化2~3日目のミツバチ幼虫に経口的に感染し、数時間内に発芽増殖して敗血症死を起こす。成蜂には病原性を示さない。<獣医学大辞典より抜粋>n090212
あもきししりん
分子量365.41。6-アミノペニシラン酸(ペニシリンの母核)のアミノヒドロキシベンジル誘導体で、抗菌スペクトルの広い抗生物質である。大腸菌、変形菌(プロテウス)、インフルエンザ菌、淋菌、溶血性連鎖球菌、肺炎球菌、ブドウ球菌、梅毒トレポネーマに効果がある。<獣医学大辞典より抜粋>n090212