一般的な脂肪酸の定量方法にはどのようなものがありますか?
ガスクロマトグラフィー法といい、脂肪酸を加熱気化しやすくするため、メチルエステル化を行う方法があります。一般的な食品の場合には、遊離脂肪酸も含めてメチルエステル化するこのできる酸触媒によるのが適切です。T090616
「窒素ーたんぱく質換算係数」とは?
たんぱく質の窒素含量は16%であるため、窒素量×6.25でたんぱく質を算出することができます。ただし、食品の種類によっては、たんぱく質を構成するアミノ酸の種類が異なるため、換算に使用する係数は食品それぞれに応じたものを用いる。
食品の成分分析に必要な検体量は?
検体1項目あたり30g必要だと考えてください。つまり、一般成分分析の場合150gが必要になります。ただ、再検査できるように、2倍の約300gが必要です。検体の条件にもよりますので、詳しくはその都度お問合わせください。
飼料成分のうち粗脂肪はどのような方法で分析していますか?
酸分解-ャbクスレー抽出法で行っております。(T090316)
「窒素-たんぱく質換算係数」とは②
食品により個々の係数があります。簡単に抜粋します。分析では、その都度確認しながら所定の係数をかけてたんぱく質を算出しています。(T090318)
鉄とは?
鉄は血液中のヘモグロビンやチトクロムなどの構成成分として人体に不可欠な元素であります。食品中の含有量をみると、鉄を豊富に含む食品は比較的少なく、肝臓、海産物の乾物や香辛料など一部の食品に比較的多く含まれています。(T090721)
亜鉛とは?
亜鉛は骨格、筋肉、肝臓、腎臓に存在しており、主として代謝酵素の活性中心やタンパク質合成に関与する重要な酵素であります。摂取不足は成長阻害や皮膚障害、味覚障害を引き起こすことが知られています。(T090721)
マトリックス効果とは
GC分析において、脂質や色素等の分析試料中に含まれる不揮発性の成分等によって、分析対象物質のピーク形状や面積が大きく変動する事をいいます。(T090318)
食物繊維とは?
「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化成分の総体」と定義されています。非消化性成分(難消化成分)が約80%(v/v)のエタノールに不溶であり、かつ消化性成分が逆に可溶であることを利用して、ヒトの消化系に類似した条件で食品中のでん粉やタンパク質を酵素分解処理し、非消化性成分と消化性成分とを分別し、非消化性成分の重量をはかって「食物繊維」量とします。T090415
QC Sampleとは
試験を行う際に品質管理(Quality Control)を行うために既知濃度の標準品を被験物質と同様の操作で調整したサンプルの事をいいます。この濃度を測定し、理論値とのズレが無いことを確認することで試験の信頼性を保証します。(T090318)
アイソクラティック分析とは
溶媒または溶媒混合物の組成を変化させずに溶出する方法の事をいいます。(T090318)
糖分の分析はできますか?
糖分には単糖類や二糖類、多糖類など様々にありますが通常は実施しておりません。別に栄養成分分析として、炭水化物から食物繊維を差し引いた糖質であれば常時取り扱っております。(T091221)
ソックスレー抽出法とは
粉砕した試料を円筒ろ紙に入れてソックスレー抽出管に装備し、ジエチルエーテルを滴下循環させてエーテル可溶物質(主として脂肪)を温抽出し受器中に集め、ジエチルエーテルを留去後、乾燥して抽出物を量ります。(T090318)
固相抽出 C18カートリッジカラムとは?
オクタデシル基をシリカゲルに結合した固相をいいます。展開液の溶媒濃度を段階的に変更し、相互作用を制御することにより、細かな分離、分画が可能となります。コンディショニングには主にメタノールを使用します。コンディショニングせずに直接試料を固相へ負荷すると、固相が持っている本来の機能が十分に発揮されないため、目的物質の保持が極端に悪くなります。(T091023)
飼料成分を測定したいが、エネルギーはできますか?
飼料分析の場合はエネルギー計算は通常算出しませんが、食品検査の場合を参考にして算出することはできます。(T091221)
銅とは?
銅は、結締組織の形成やヘモグロビン生成で重要な役割を担う元素であり、摂取不足は骨の異常や貧血の原因になります。銅の吸収は腸管で行われますが、亜鉛との拮抗作用があるため、亜鉛の過剰摂取は銅の過剰摂取不足を引き起こします。(T090814)
ナトリウムの1日の摂取基準は?
日本人の食事摂取基準(2005版)においては、過剰摂取による生活習慣病のリスクを予防する観点から、摂取目標量を、食塩相当量で、男性は10g/日未満(12歳以上)、女性は8g/日未満(10歳以上)に設定しています。(T090814)
マンガンの1日の摂取基準とは?
日本人の食事摂取基準(2005版)では目安量で男性4.0mg、女性3.5mgとされています。食品では種実類、穀粒に多く含まれており、食肉にはほとんど含まれていません。(T090925)
糖類の分析法は?
一般にクロマトグラフ法が広く用いられていますが、それぞれの化学的、物理的に非常に似通った成分同士を分離、同定して定量する必要があるため、該当ピークが目的とする物質に由来するものであること、他の共存物質に影響がないことを確認しなければならない、とあります。T090616
鹸化とは?
エステルにアルカリを加えて酸の塩とアルコールに加水分解する化学反応の事をいいます。(T090318)
夾雑物(きょうざつぶつ)とは
分析試料の抽出物に含まれている、色素、糖、脂質、イオウ化合物等の分析の障害となる物質の事をいいます。夾雑物を除去するために対象試料や分析目的物質等によって、液液分配、カラムクロマトグラフィー等の精製を行います。(T090318)
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維
約80%(v/v)のエタノールで非消化性成分と消化性成分に分ける前に上澄液と沈澱とに分けておくことにより、上澄液が「水溶性食物繊維」、沈殿物が「不溶性食物繊維」となります。T090415
機能性成分とは?
食品の三次機能としての生体調節機能に関与する食品成分を機能性成分といいます。ポリフェノールやカロテノイド、イソチオシアネートなどの植物二次代謝成分は、様々な生体調節機狽ヲすことから代表的な機能性成分です。この他、タンパク質やペプチド、アミノ酸等のタンパク質関連化合物、多糖類やオリゴ糖、単糖などの糖質、複合脂質や高度不飽和脂肪酸等の中で生体調節機狽ヲす成分も機能性成分です。参照先:独)農業・食品産業技術総合研究機(T090814)
成分分析において食品と堆肥は同じ検査方法ですか?
分析方法は異なります。特に堆肥分析は前処理として自然乾燥する必要がありますので食品に比べ多少時間が必要です。
銅の1日の摂取基準は?
日本人の食事摂取基準(2005版)では、15歳以上の日本人の1日の摂取推奨量を0.7~0
食品のタンパク質の求め方
タンパク質を構成するアミノ酸中のアミノ基の窒素を定量し、所定の窒素・タンパク質換算係数を乗することにより求めます。(T090518)
リンとは?
ATPなどの核酸関連化合物、脂質、あるいは骨の成分として人体に1%程度含まれています。食品中のリンは脂質や核酸として、あるいはカルシウムやマグネシウムなどの塩を形成して存在しています。(T090925)
精度とは
均質な検体から採取した複数の試料を繰り返し分析して得られる一連の測定値が一致する程度をいいます。T090616
一般栄養成分とは
水分、タンパク質、脂質、炭水化物及び灰分をいいます。(五訂日本食品標準成分浮謔閨j炭水化物を糖質と食物繊維に分けて六大成分ともいわれます。
水分活性とは
食品中に存在する水分は、食品成分と結合・吸着した状態の結合水あるいは遊離の状態で環境や温度・湿度の変化により容易に移動や蒸発が起こる自由水として存在する。水分活性は、食品中の微生物が増殖に際して利用できる水分、すなわち食品中の遊離水(自由水)の割合を示す指数のことである。【食品衛生検査指針 理化学編 2005】(T090307)