腸管出血性大腸菌O157 沖縄への修学旅行で感染
10月28日、長野県長野市の県立高校生と教員ら計41人が、沖縄県への修学旅行後、下痢や腹痛の症状を訴えました。
このうち、5人が腸管出血性大腸菌O157への感染が確認されています。
高校生と教員らは、10月14日~17日の日程で沖縄県を修学旅行で訪問しており、市は修学旅行中に食べたものが感染の原因となっている可能性があるとみて、沖縄県と連携し原因を調査するとしています。
腸管出血性大腸菌O157とは?
O157の原因と特定あるいは推定されたものは国内では、井戸水、牛肉(牛レバー)、ハンバーグ、サラダ、キャベツ等、食品がほとんどですが、動物と接触した事により感染したり、ハエから検出された例もあります。
O157の恐ろしさは発症のしやすさと症状の重さにあります。O157は食品1g中約100個の菌量で発症すると言われ、吐き気、嘔吐、激しい下痢、血便、発熱等を引き起こし、乳幼児の場合死に至る事もあります。
食品生産に関するコンサルティングはこちら