食品コンサルティングの流れ

食環研では、「食」に関わる企業様が必要とする衛生管理の目的を達成するため、企業様の施設を拝見し、下記のような4段階のステップを提案し、安全な食品を提供する管理手法の実現に向けて、全力でサポートいたします。

食品コンサルティングのステップ

1)施設・商品など 衛生面での現状把握

●拭き取り検査… 調理器具・調理器機・冷蔵庫・冷凍庫・作業者の手指などを拭き取り、そこに付着した細菌数を測定
●空中落下菌検査… 施設内の空気中の細菌数を測定
●原料・製品検査… 原材料・半製品・製品を細菌学的に検査
●目視検査… 施設および作業の様子をチェック表によって検査

2)衛生面での作業の見直しと改善(ソフトの改善)

作業工程のひとつひとつを見直すために、チェックリストによる客観的な視点、および、主観的な視点の双方からチェックし、検証します。
その結果に基づいて、衛生面に関わる作業そのものや管理の手順の見直しと改善策について検討していきます。

3)衛生面での計画の立案と基準の作成

設備・器機、取り扱う食品の衛生管理や、従業員様に対しての食品衛生に関する教育・訓練などに関して、検討した改善策に基づいた「こうあるべき」という計画を立案します。
加えて、企業様ごとに適した衛生管理基準を作成し、それらの実行をサポートします。

4)HACCP的管理手法の導入

食品の製造工程全般を通じて、発生しうる危害の原因を分析し、より一層の安全確保を図るため、生産段階から加工・製造、流通、調理、そして消費者が摂食するまでのすべてのプロセスで衛生面を管理します。
これはHACCP的な手法といえます。
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