暑さ本番、ジメジメ、蒸し暑さを克服しよう 2025年7月号
梅雨を経て、夏季に転じ、本格的な暑さがまたやって来ました。
6月のと畜数、枝肉相場は皆さんが感じている通り、出荷頭数が少ない状況での高い相場となっています。
又、毎年恒例で今季最高・・今季初・・と言った文言が飛び交い、皆さんの農場でも高い気温、高い湿度の対応に奔走していることと思います。
母豚や雄豚へホルモン剤を使用して夏季時期の繁殖成績の低迷をカバーすることがあります。
しかし、今年は昨年まで使用出来ていた雄豚用のホルモン剤が手に入らなく、使用出来ない農場もあり、大事な時期に雄豚のケアがいつも通りにできない農場も見受けられます。
ホルモン剤についてはあまり頼らない農場も多くあり、他の方法で十分な対応を組む動きも出ています。
夏季の対応はすでに春頃から実施すべきことでもありますが、まだ間に合うものも多くあります。昨年よりも強化した対応を取れるようにして、よりよい繁殖成績、出荷成績を目指してください。
考えられる一般的な対応としては・・
でしょうか。
追加で行っている方法としては・・。
(株)食環境衛生研究所 菊池雄一