【黄色ブドウ球菌】病院給食 親子丼など 12人食中毒 愛知県
3月5日、愛知県名古屋市の病院で提供された給食を食べた64歳～94歳の入院・外来患者男女12人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。
一部の患者の便や嘔吐物から、黄色ブドウ球菌が検出されたとのことです。
給食では、親子丼やなすの甘酢あんなどが出されていたとのことです。
保健所は、病院で食事を提供していた業者に対し、病院内での調理業務について営業禁止処分としました。
黄色ブドウ球菌は、人間が菌を保有し、食品を汚染する可能性があることが知られており、特に傷口のある方々は注意が必要です。
食品の取り扱いにおいて、素手を避け、マスクおよび帽子の着用、人間からの汚染を防ぐ対策を徹底することが基本です。
また、黄色ブドウ球菌が産生する毒素は高温で分解しづらいため、調理後の温度管理も重要です。
食環境衛生研究所では、黄色ブドウ球菌に関する検査をおこなっております。
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