【カンピロバクター】焼き鳥店 食中毒 熊本県

5月下旬、熊本県熊本市の焼き鳥店で食事をした2人が、下痢や腹痛などの症状を訴えました。
2人の便からはカンピロバクターが検出され、食中毒と断定されました。
調査の結果、生レバーや鶏のたたきの加熱が不十分であったとされています。
熊本市では2014年からの10年間で、カンピロバクターによる食中毒が26件発生しており、その多くが鶏肉料理で、不十分な加熱が原因とされています。
保健所は、食材の中心部を75度以上で1分以上加熱するように呼びかけています。
 
カンピロバクターに感染すると、下痢や腹痛、嘔吐などを引き起こすほか、重症の場合は、手足や顔面神経の麻痺、呼吸困難を引き起こすことがあります。
感染は、該当事例のように、特に鶏肉や鶏レバーからが多く、生や加熱不足でそれらを食べることや、生の肉を切った包丁で調理済み食品を切り、食べることなどにより起こります。
鶏肉を食べる際には、十分な加熱を心がけましょう。

 

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