【エッグショック】鳥インフルエンザ拡大で懸念 / 北海道養鶏場で約2万羽殺処分

10月16日、北海道厚真町の養鶏場で鶏120羽が死んでいるのが見つかり、高病原性鳥インフルエンザの陽性であることが確認されました。
17日から食肉用の鶏、約2万羽の殺処分がおこなわれました。
周辺の養鶏場で鶏が死んだという報告はないとのことですが、3週間程度は新たにウイルスが検出されないことを確認する必要があり、周辺の養鶏場では鶏の移動や搬出の制限が続く見通しとのことです。

 

懸念される「エッグショック」

このような状況で「エッグショック」が懸念されています。
「エッグショック」は、鳥インフルエンザの感染拡大などの影響で、卵の価格が高騰してしまう状況のことです。
また、それに伴い卵を使用したマヨネーズやプリンなどの製品価格も高騰してしまいます。
2023年の4月、5月は鳥インフルエンザなどの影響で卵の価格高騰がおこり、東京都の卵価格が過去最高値となる350円/kgとなりました。
2024年10月現在の東京都の卵価格は272円/kgとなっていますが、鳥インフルエンザの感染拡大次第では、「エッグショック」が再びおこる可能性があります。
(卵価格参考:JA全農たまご株式会社/10月18日)

 

「エッグショック」の再来を防ぐために

「エッグショック」の再来を防ぐためにも、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐことが非常に重要となります。
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