”たんぱく質がとれる水”販売開始|たんぱく質は栄養成分表示の義務項目

健康商品ブランドを展開する企業から、たんぱく質がとれる水が販売されます。
本商品は、たんぱく質が5gとれる桃味のフレーバー水で、積極的に摂取したい栄養素第1位(販売企業による調査)である“たんぱく質”と水分補給を両立するという発想のもと誕生しました。
栄養素である“たんぱく質”がとれる水は、都内一部コンビニエンスストアや美容・コスメ専門店、公式オンラインショップなどで購入でき、順次拡大予定となっています。

 

▶Cycle.me、「たんぱく質がとれる水」を新発売!積極的にとりたい栄養素が”水”でとれる、”ありそうでなかった領域”への挑戦

 

たんぱく質

たんぱく質は、私たちの体を構成する主要な要素のひとつで、体をつくるために欠かせない栄養素です。
食事で摂取したたんぱく質はアミノ酸に分解されて体に吸収され、筋肉、臓器、肌、髪、歯、爪などをつくる材料となります。
また、ホルモンや酵素、免疫物質としても機能するほか、エネルギー源としても利用されます。
たんぱく質は、熱量・脂質・炭水化物・食塩相当量とともに、商品のパッケージ等に記載が義務付けられている栄養成分でもあります。
これは、消費者が食品を選ぶ上で、たんぱく質が基本かつ重要な情報であることを示しています。

 

開封済ペットボトル飲料は、長時間保管で微生物が繁殖して危険!

開封した市販のペットボトル飲料は、長時間保管すると微生物が繁殖します。
市販のペットボトル飲料は通常、無菌に近い状態で密封されていますが、一度開封すると空気中の雑菌や、容器の飲み口に触れた際に付着した微生物が侵入します。
特に、ペットボトルの飲み口に直接口をつけたり、常温で放置したりすると、口の中の細菌や、飲料水に含まれるわずかな有機物(たんぱく質など)を栄養源に、微生物が急速に増殖してしまいます。
冷蔵庫での保管は増殖を抑えますが、完全に止めるわけではありません。
そのため、ペットボトルの開封後はできるだけ早く飲み切るか、清潔なコップに注いで、残りは冷蔵庫で保管するなど、適切な管理を心がけましょう。

 
ペットボトル開封済み微生物
引用:宇都宮市HP
 
上記は宇都宮市が実施した分析結果です。
≫ペットボトル飲料(麦茶)を容器に口をつけて半分程度飲み、残りを夏場の室内を想定した30℃のふ卵器に静置し、直後から48時間後までの一定時間経過後、それぞれ菌数を計測
 
菌数は24時間後におよそ9000個、48時間後には3万個を超えています。
麦茶は穀物である大麦の種子が原料となっており、炭水化物を比較的多く含むことから、細菌が増えたと想定されます。
 
引用:宇都宮市 口をつけたペットボトル飲料、飲み残しは飲まない方がいい?
 

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食環境衛生研究所では、”たんぱく質”を含む栄養成分表示検査をおこなっております。
検査をご検討の方はお気軽にご相談ください。
 

 

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