【コラム】免疫力を高めるLPS食材
LPSとは?
「リポポリサッカライド(Lipopolysaccharide)」の略称で、日本語では「糖脂質」や「リポ多糖」と呼ばれます。名前の通り糖と脂質が結合した構造をしており、糖部分は水溶性、脂質部分は脂溶性であることから、水と油の両方に溶ける性質を持っています。
グラム陰性細菌由来の物質
LPSはグラム陰性細菌の外膜を構成する成分の一部です。
細菌類が多く存在している土の中では、細菌類は落ち葉や動物の糞尿などの有機物を植物が利用できる形に変え、植物が育ちやすいように働いています。細菌類が多ければ多いほど良い土(畑)ということで、栄養豊富な野菜や穀物が育ちます。すなわち、LPSも豊富ということになります。
マクロファージの活性化
LPSは免疫力アップに有効とされる成分で注目されています。