【有害物質】化粧品から検出 発がんリスク上昇の恐れ 欧州
10月30日、欧州連合(EU)の欧州化学品庁(ECHA)は、欧州各国で販売されている化粧品285種から、体に害があるとして禁止されている化学物質が見つかったことを発表しました。
欧州化学品庁(ECHA)は、13か国で販売されている化粧品約4500種を調べ、うちの6%に当たる285製品で、健康に悪影響があるとして禁止されている物質が含まれていたとしています。
アイライナー、リップライナー、コンディショナー、ヘアマスクなどの製品から有害物質が見つかっています。
欧州化学品庁(ECHA)によると、これらの化粧品からは複数種の有害物質が確認され、いずれも残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約およびEU法の下で禁止されており、生殖能力の低下や、発がんリスク上昇の恐れがあるとしています。
欧州化学品庁(ECHA)は、有害物質が検出された製品について、市場から撤去する措置を講じたとしています。