ELISA
enzyme-linked immunosorbent assayの略で、酵素結合免疫吸着法などと訳される。特異性の高い抗原抗体反応を利用した定量法で、抗原検出と抗体検出の2種類がある。血清診断として抗体を検出する場合は、翌日固相化しておいた抗原と被検血清を反応させ、次に酵素で標識した抗体(酵素標識抗体)と反応させる。もし、血清中に目的の抗体があれば、抗原抗体複合体に酵素標識抗体が結合する。最後に酵素反応によって発色を起こす物質を加え、吸光度を測ることにより抗体量を定量する。 《参考文献:金芳堂「微生物学250ポイント」、ウィキペディア、東京化学同人「ヴォート 基礎生化学」》