【PFAS】血液検査 PFHxS検出 井戸水飲んだ9人 鎌ケ谷市

5月7日、千葉県鎌ケ谷市は有機フッ素化合物(PFAS)が検出された井戸水を飲み水として利用していた住民のうち希望者10人におこなった血液検査の結果を発表しました。
10人中9人の血液から、PFASがアメリカの学術機関が健康リスクが高まると指摘する値を超えて検出されたということです。
血液からはPFOSおよびPFOAのほか、それらを上回る値でPFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)が検出されています。
現時点で健康被害を訴える住民はいませんが、市は井戸水を飲まないように呼びかけるとともに、体調の異変を感じた場合は医療機関を速やかに受診するよう呼びかけています。
また市は、希望する住民に対して血液検査を継続しておこなうとしています。

 

PFAS(有機フッ素化合物)をめぐっては、暫定目標値を超えて検出される事例が相次いでいます。
浄水場から暫定目標値を大きく超えてPFASが検出された岡山県吉備中央町では、全国初となる公費の血液検査がおこなわれました。

 

PFAS血液検査・畜水産物検査開始いたしました

弊社では、PFAS血液検査(血液・血漿・血清)、畜水産物検査を開始いたしました。

※血液検査:個人のお客様でも【ろ紙採血法】での検査が可能です。

血液検査、畜水産物検査のほか、水質検査もおこなっております。

 

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PFAS(水質、血液、畜水産物)
 

PFASとは

有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS(ピーファス)」と呼び、多種類の物質があるとされています。
PFAS(ピーファス)の中でも、PFOS(ピーフォス)(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ピーフォア)(ペルフルオロオクタン酸)は幅広い用途で使用されています。

 

PFASによる人体への影響

人においてはコレステロール値の上昇や発がん、免疫系統と関連が報告されています。しかし、どのくらい入ると影響が出るのかは解明されておりません。
国際がん研究機関(IARC)では、PFOA(ピーフォア)を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」、PFOS(ピーフォス)を「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)」と評価しています。
分解されにくく、蓄積されやすい性質から人体に入ることで、体内に長期に渡り残留し、健康リスクを引き起こす可能性があることからも調査が進められています。
上記より、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めている段階です。

 

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