ネオニコチノイド系農薬 (全9項目)はちみつで依頼の多い検査

検査項目ネオニコチノイド系農薬 (全9項目)
英名Neo-nicotinoid agrochemicals( 9 substance)
別名農薬一斉分析(ネオニコチノイド項目)
分析方法

LC/MS/MS 法

分析期間 5-10 営業日
検体必要量100g以上 ※詳しくは詳細ページを御確認ください
料金33,000 円

説明

「ネオニコチノイド系農薬」とは

ネオニコチノイド系農薬とは、タバコ等に含まれるニコチンに良く似た構造を持っている殺虫剤の総称で、新規開発から間もない、比較的新しいタイプの農薬です。

ネオニコチノイド系農薬の人間・畜産物に対する毒性は非常に低く、昆虫に対しての選択毒性が優秀であることから、世界中での使用量が爆発的に増えましたが、一方で、残留性が高く、ミツバチの大量死の一因であるとされ、EU諸国では徐々に使用禁止となっている国も存在します。

ネオニコチノイド系農薬の成分は、農作物はもちろん、畜産、家庭用殺虫剤、ガーデニング用、ペット用ノミ取り剤、住宅建材など様々な用途で使用されています。

9物質内訳
「アセタミプリド」、「ジノテフラン」、「フィプロニル」、「フロニカミド」
「イミダクロプリド」、「クロチアニジン」、「ニテンピラム」、
「チアクロプリド」、「チアメトキサム」

残留基準値

・検体の分類、対象物質によって個別の基準値が制定されています。
・それ以外の物質はポジティブリスト制度より、一律0.01ppmの基準値となります。
・日本においては、まだ諸外国(米・EU)より高い基準値が設定されている
物質が多く使用量も多いため、日本の農作物の輸出時のハードルとなっています。

農薬が検出された場合には、報告書に基準値も合せて記入しご報告いたします。
食品の詳しい基準値については、どうぞお気軽にご相談ください。

担当より一言

なお、9物質のネオニコチノイド系農薬を一斉分析できるのは現在弊社だけです。
ネオニコチノイド系農薬について疑問・質問等ありましたら、
お気軽にお問い合わせください。

検体の送付方法等

・弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ
・検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願いいたします。
・必要量は100g以上となります。
果実、野菜及びハーブについては無作為に採取し、1個あたりの重量が大きいものについては重さによらず複数を無作為に選定し送付頂く事を推奨します。
料採取方法を厚生労働省の通知に従って行う場合には、1kg以上をご用意ください。
要冷蔵の場合は冷蔵便で、要冷凍の場合は冷凍便で、それ以外の場合は常温便でお送り下さい。

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