寄生性胃腸炎

主に毛様線虫科の線虫の寄生による反芻家畜(牛、めん羊)の疾病で、第四胃および小腸上部に寄生する。症状は貧血と栄養障害が主で、下痢の持続、削痩、浮腫、低タンパク血症などの症状がみられる。生後2~3か月齢から12か月未満の幼牛は感受性が強く、胃腸炎を起こしやすい。初感染後免疫を獲得するので初放牧動物に被害が著しく、他の疾病と併発することが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

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