計画及び実績評価

A. 経営の基本

3.計画及び実績評価
番号レベル管理点適合基準解説(取組例・備考)参考帳票リンク
3.1必須生産計画農場の責任者は下記の項目を含む生産計画を立て文書化している。
(1) 作業内容及び実施時期
(2) 品目ごとの収穫見込量
(3) 生産性等に関する目標
(1)例えば、輪作による連作障害の防止を考慮している。
(3)例えば、目標には下記がある。
10a当たりの収量・売上
10a当たりの資材(農薬・肥料等)の使用量・使用金額
作業者1人当たりの収量
秀品率向上
単価向上
3.2必須作業記録圃場及び農産物取扱い施設での作業を記録している。
作業記録には以下が記載されている。
作業日
作業者名
作業内容
使用した機会
記録には、他には例えば下記がある。
作業時間
機械の稼働時間
天候による作業への影響(雨または風の発生など)
苦情・異常・ルール違反・事故等のトラブル及びヒヤリハット
3.3必須文書・記録の保管(1) ASIAGAPへの適合性を実証するために必要な文書および記録を適切に保管するための管理手順を文書化している。
(2) (1)の手順に従いASIAGAPが求める文書および記録を過去2年分以上保管している。
初回審査では審査日からさかのぼって3か月分以上の文書および記録を保管している。
初回審査後は継続して文書および記録を保管している。
(3) 2年を超える保管期限を法令または顧客に要求されている場合あるいは農産物の店頭販売期間が2年以上の場合、それらを満たす期間にわたって記録を保管している。
(4) ASIAGAPへの適合性を実証するために必要な文書および記録を適切に管理し、必要に応じて速やかに利用できる状態を維持している。
(3)管理点5.3の商品仕様で店頭販売期間が2年以上であると分かっている場合はその期間分の記録を保管する。
3.4努力計画と実績の比較(1) 管理点3.1に対する実績を記録している。
(2) 計画と実績を比較し、次の計画立案に役立てている。
(1)例えば、管理点3.1(2)の収穫見込量と対比できるよう管理点10.1.3の収穫記録を集計している。
(2)上記で集計した収穫記録と収穫見込量を比較し、差が生じた理由を調べている。
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