レジオネラ属菌数

検査項目 レジオネラ属菌数
英名 Legionella pneumophila
別名 レジオネラ症原因菌数
分析方法

「第4版 レジオネラ症防止指針」

分析期間 10 営業日
料金 6,600 円

説明

レジオネラ症とは

レジオネラ症は、レジオネラ属菌の感染によって起こる感染症で、肺炎を中心とするレジオネラ肺炎と、肺炎にならない自然治癒型のポンティアック熱の2つの病型があります。

特に問題となるのが、レジオネラ肺炎(海外ではレジオネラ病)で、腎不全や多臓器不全を起こして、死亡する場合もあります。

公衆浴場における水質基準等に関する指針

浴槽水の水質基準
検査項目 基準値
濁度 5度以下
水素イオン濃度 5.8~8.6
過マンガン酸カリウム消費量 25mg/L以下
大腸菌群 1個/mL以下
レジオネラ属菌 検出されないこと(10cfu/100mL未満)
原湯、原水、上り用湯及び上り用水の水質基準
検査項目 基準値
色度 5度以下
濁度 2度以下
水素イオン濃度 5.8~8.6
過マンガン酸カリウム消費量 10mg/L以下
大腸菌群(グラム陰性の無芽胞性の桿〈かん〉菌であって、乳糖を分解して、酸とガスを形成するすべての好気性又は通性嫌気性の菌をいう。) 50mL中に検出されないこと
レジオネラ属菌 検出されないこと(10cfu/100mL未満)

浴槽の衛生管理について、どうぞお気軽にご相談ください。

担当より一言

レジオネラ症防止指針 第4版の中で試料の濃縮方法については、ろ過濃縮法または冷却遠心濃縮法によって行うことが記載されています。しかし、試料の濃縮方法の違いが検出菌数および陽性検出率に大きな影響を及ぼすことが示唆された文献1)があり、その中で「温泉水のレジオネラ属菌の検出にはろ過濃縮法が優れていると考えられる」と記載されています。さらにろ過濃縮の際に用いるメンブランフィルターの材質によってもレジオネラ属菌の回収率が異なり、セルロース系に比べポリカーボネートが高い回収率であった報告2)もあります。

定められた方法であっても検査方法の違いにより、実際よりも少ない菌数や不検出として報告されてしまうことも考えられ、レジオネラ菌の増殖を促したり、適切な管理ができなくなったりすることが懸念されます。弊社ではろ過濃縮法(ポリカーボネート製メンブランフィルター使用)を用いてレジオネラ属菌の検査を行っております。

<参考文献>
1)森本 洋 池田 徹也 清水 俊一 山口 敬治:濃縮方法の違いによる温泉水中のレジオネラ属菌検出結果の比較 道衛研所報 59, 73-74(2009)
2)枝川亜希子 木村明生 三輪由佳 田中榮次 足立伸 宮元比呂志:レジオネラ検査ろ過濃縮法におけるメンブランフィルター材質の回収率比較 日本防菌防黴学会誌(2187-431X)41巻2号 Page63-66(2013.02)

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検体の送付方法等

・弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ
・検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・冷蔵指定でお願いいたします。
・検査ご依頼後、専用の容器を送らせて頂きます。

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