ウイルス検査(POX)

ポックスウイルスは、鶏痘を引き起こすウイルスになります。散発的な発症が多く、夏から秋に多発する傾向にあります。ダニなどの外部寄生虫によっても伝播するため、寄生虫とともに対策する必要のある感染症になります。症状としては、発痘、痂疲の形成、開口呼吸、結膜炎、流涙、顔面腫脹、鼻汁の漏出等が認められます。解剖時、口腔内や喉頭、気管および鼻腔の粘膜に発痘している場合や鼻腔、眼窩下洞、鼻涙管に滲出物が認められることがあります。本検査では、PCRを用いてポックスウイルスを検出する検査になります。

こんな時にお使い下さい

皮膚に発痘が認められるとき
上記のような症状が認められ、ポックスウイルス感染が考えられるとき

補足説明　＆　担当より一言

食環境衛生研究所では、畜産分野の総合コンサルティングを行っております。
下記より、病状やこういった現象があるなど疑問点をご連絡いただければ、弊社スタッフがお客様の疑問点、問題点からの無駄のない検査、的確な飼養管理及び環境改善の提案をアドバイスさせていただきます。
又、弊社には常駐の獣医師が多数在籍していますので、疾病に関するすべての相談事、ワクチン接種プログラムの作成や指導など、ご希望に沿ったご提案をさせていただきます。
動物に関する疑問・質問等を含め、どうぞお気軽にお問い合わせください。