牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)
検査項目 | 牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV) |
---|---|
英名 | Bovine viral diarrhea virus |
別名 | 牛ウイルス性下痢・粘膜病 |
分析方法 | PCR法 |
分析期間 | 5~7 営業日 |
検体必要量 | 鼻汁スワブ 糞便 5g |
料金 | 6,600 円 |
説明
牛ウイルス性下痢(Bovine viral diarrhea)は、牛ウイルス性下痢(BVD)ウイルスに感染することによって起こる感染症で、呼吸器症状や下痢、時には致死性の粘膜病を起こす疾病です。
症状は宿主の年齢、感染様式によって臨床症状は大きく異なります。
自然宿主は牛、水牛、綿羊、山羊、豚などの家畜、さらに鹿、ヤク、ラマ、アルパカなども含まれていますが、その中で牛が最も感受性が高いです。
臨床症状は牛及びアルパカで認められています。
伝搬としては持続感染牛が最も重要な感染源であり、感受性牛の鼻粘膜や口腔等の呼吸器系あるいは膣粘膜の生殖器系よりウイルスが侵入する他、感染母牛から胎子への垂直感染があります。
【こんな時にお使い下さい】
本病には治療法は確立されていません。
そのため、ワクチンによる予防が対策として重要となります。
補足説明 & 担当より一言
食環境衛生研究所では、畜産分野の総合コンサルティングを行っております。
病状やこういった現象があるなど疑問点をご連絡いただければ、弊社スタッフがお客様の疑問点、問題点からの無駄のない検査、的確な飼養管理及び環境改善の提案をアドバイスさせていただきます。
又、弊社には常駐の獣医師が多数在籍していますので、疾病に関するすべての相談事、ワクチン接種プログラムの作成や指導など、ご希望に沿ったご提案をさせていただきます。
動物に関する疑問・質問等を含め、どうぞお気軽にお問い合わせください。
Copyrights(C) Shokukanken Inc. All Rights Reserved.