ノロウイルス(ISO15216-1:2019準拠):食品

検査項目ノロウイルス(ISO15216-1:2019準拠):食品
英名Norovirus
分析方法

リアルタイムRT-PCR法

分析期間 7 営業日
料金25,300 円

説明

検体の種類検体必要量
拭き取り検体(最大面積100 ㎠)指定なし
果物・野菜類25 g以上
最大2 L
二枚貝10個以上

GⅠ及びGⅡ遺伝子を対象とした検査です。
その他の食材についても対応可能な場合がありますのでご相談下さい。

ノロウイルスとは

カリシウイルス科に属するRNAウイルスであり、低温・乾燥に強く、アルコールなどの有機溶媒に耐性があります。ノロウイルスは感染者の腸管内の細胞でのみ増殖し、糞便や嘔吐物に排出されます。これらを介して人から人に感染し、さらに排出されたウイルスは食品や手指、食器等を汚染します。また、浄化処理施設で除去・消毒しきれなかったウイルスは河川から海へと流れ込み、二枚貝の中腸線に蓄積されます。
ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、軽度の発熱です。感染しても発症しない場合もあります。通常は1~2日程度で回復します。ノロウイルスに対する有効なワクチンや治療薬はないため、感染した場合には対症療法が行われます。
ノロウイルスによる食中毒は、食品取扱者を介した食品汚染が原因となっている事例が多いため、食中毒事例のうち約7割は原因食品を特定できていません。その他の原因食品としては、生あるいは加熱不足の二枚貝などが挙げられます。

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検体の送付方法等

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