ネオニコチノイド系農薬 (全9項目)

検査項目ネオニコチノイド系農薬 (全9項目)
英名Neo-nicotinoid agrochemicals( 9 substance)
別名農薬一斉分析(ネオニコチノイド項目)
分析方法

LC/MS/MS 法

分析期間 5-10 営業日
料金33,000 円

説明

◎ 「ネオニコチノイド系農薬」とは

ネオニコチノイド系農薬とは、タバコ等に含まれるニコチンに
良く似た構造を持っている殺虫剤の総称で、
新規開発から間もない、比較的新しいタイプの農薬です。

ネオニコチノイド系農薬の人間・畜産物に対する毒性は非常に低く、
昆虫に対しての選択毒性が優秀であることから、
世界中での使用量が爆発的に増えましたが、
一方で、残留性が高く、ミツバチの大量死の一因であるとされ、
EU諸国では徐々に使用禁止となっている国も存在します。

ネオニコチノイド系農薬の成分は、農作物はもちろん、
畜産、家庭用殺虫剤、ガーデニング用、ペット用ノミ取り剤、
住宅建材など様々な用途で使用されています。

9物質内訳
「アセタミプリド」、「ジノテフラン」、「フィプロニル」、「フロニカミド」
「イミダクロプリド」、「クロチアニジン」、「ニテンピラム」、
「チアクロプリド」、「チアメトキサム」

◎ 残留基準値

・検体の分類、対象物質によって個別の基準値が制定されています。
・それ以外の物質はポジティブリスト制度より、一律0.01ppmの基準値となります。
・日本においては、まだ諸外国(米・EU)より高い基準値が設定されている
 物質が多く使用量も多いため、日本の農作物の輸出時のハードルとなっています。

農薬が検出された場合には、報告書に基準値も合せて記入しご報告いたします。
食品の詳しい基準値については、どうぞお気軽にご相談ください。

◎ 担当より一言

なお、9物質のネオニコチノイド系農薬を一斉分析できるのは現在弊社だけです。
ネオニコチノイド系農薬について疑問・質問等ありましたら、
お気軽にお問い合わせください。

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◎ 検体の送付方法等

・弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ
・検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願いいたします。
・検体必要量については、野菜、果物などの場合は
 200g以上(無作為に選んでください)、加工製品などの
 全体が均一な場合は100g以上となります。


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