環境モニタリング検査(リステリア・モノサイトゲネス(定性検査))
検査項目 | 環境モニタリング検査(リステリア・モノサイトゲネス(定性検査)) |
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英名 | Listeria |
別名 | リステリア モノサイトゲネス |
分析方法 | half‐fraser、fraser、PALCAM、ALOAによる選択分離と確認試験(CAMP試験他) |
分析期間 | 7-9 営業日 |
検体必要量 | 25g以上 |
料金 | 4,950 円 |
説明
環境モニタリング検査(リステリア)とは
拭き取り器材を使用して環境中のリステリア菌を検査致します。
拭き取り場所は、食品が直接触れる場所の他、交差汚染等が懸念される食品を扱うラインに近い場所の検査が推奨されます。
アメリカの食品安全強化法(FSMA)の食品安全に関係する条項(第103条:現行適正製造規範ならびに危害分析およびリスクに応じた予防管理(PCHF規則))では、食品安全計画の作成において環境モニタリング検査の実施を示しています。
特に、環境病原菌としてリステリア菌が例示され、FSMAの第201条で示される監査の際に重要な項目となります。
検査の流れ
※検査は3ステップで簡単に測定出来ます。
1.弊社より拭き取り検査キットを送付致します(キットの送料はお客様負担となります)。
2.拭き取り検査キットを開封し、測定希望場所を縦、横、斜め方向に10回程度拭き取ります。
3.採取後はキャップをしっかりと閉め、検査依頼書に必要事項を記載の上同封にて冷蔵便でご送付下さい。
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測定後、結果報告となります。
担当より一言
アメリカ食品医薬品局(FDA)が公開しているガイダンスでは、特にready-to-eat(加熱せずに食べられる)食品の工場のラインの定期的なふき取り検査の重要性と手順を示し、推奨しています(参照 )。
リステリア菌は低温でも増殖し、乾燥・冷凍状態でも長く生き残ることから、本菌の検査は工場内の清掃状態の確認に有効だと考えられます。
環境モニタリング検査(リステリア)に関する疑問・質問等ありましたら、お気軽にお問合せください。
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