ORP(酸化還元電位)
検査項目 | ORP(酸化還元電位) |
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分析方法 | 白金電極法 |
分析期間 | 3 営業日 |
検体必要量 | 100mL以上 |
料金 | 7,150 円 |
説明
ORP(酸化還元電位)とは
酸化還元電位(さんかかんげんでんい、Redox potentialもしくはOxidation-reduction Potential; ORP)は、溶液の酸化力または還元力の強さを示す尺度です。
実際には一般の溶液中では各種イオンの間で何種類もの平衡状態が同時に存在するため、その溶液の性質を表す尺度の一つであるとして理解する必要があります。また、溶液の溶存酸素濃度や温度、pH等によっても変化しうる値です。
「酸化還元電位が低」いということは還元力が強い、すなわち抗酸化力があるということになります。このことから、最近では以下のような場面でORPが広く用いられています。
●溶液の状態確認
→水が、酸化力が強い状態なのか、還元力が強い状態なのかを知ることができます。
●排水処理の有益な指標
→シアンやクロムの排水などを酸化還元処理する場合には、ORPを測定することによって反応が終了しているかを判断することができます。
●還元水の還元力確認
→ORPが低い水は体内細胞中の活性酸素と反応するので健康に良い!といった説もあり、還元水やまたアルカリ飲料水などの指標として使用できます。
●化粧品原料の還元力確認
→化粧水や乳液などの液状化粧品にORPの低い水をいれておくことにより、化粧品の他の抗酸化成分(ビタミンC・ポリフェノール等)を酸化させない工夫をした化粧品も作られているようです。
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