薬剤感受性試験(MIC)

検査項目薬剤感受性試験(MIC)
英名Minimum inhibitory concentration test
別名最小発育阻止濃度測定試験
分析方法

Clinical and Laboratory Standards Institute(CLSI) に準ずる

分析期間 15営業日~
検体必要量1菌株
料金詳細ページ参照

説明

分離された細菌のMIC(最小発育阻止濃度(Minimum Inhibitory Concentration))をお調べする検査です。本検査では、ディスク法よりも菌の薬剤感受性を詳細に調べることができます。MICの測定結果は、感染症の治療に適した抗菌薬の選択や、耐性菌の同定、治療方針の作成などに役立ちます。また、抗菌性の資材をお送りいただければ、その資材の抗菌効果を評価することができます。
 
※検査料金:1薬剤あたりの検査料金
 

菌種税込み価格(円)備考
好気性菌¥22,0001菌株追加で+2,200円
嫌気性菌¥27,5001菌株追加で+3,300円
発育要求の厳しい菌¥27,5001菌株追加で+3,300円
マイコプラズマ¥33,0001菌株追加で+6,600円

 
検査実施例 : 嫌気性菌の場合
 

薬剤の種類
1種類2種類3種類4種類5種類
菌株数1株¥27,500¥55,000¥82,500¥110,000¥137,500
2株¥30,800¥58,300¥85,800¥113,300¥140,800
3株¥34,100¥61,600¥89,100¥116,600¥144,100
4株¥37,400¥64,900¥92,400¥119,900¥147,400

 

【こんな時にお使い下さい】

①細菌感染症治療の方針を決定したいとき
②抗生剤がなかなか効かないとき
③耐性菌の浸潤具合を調べたいとき
④抗菌性資材を評価したい場合
 

補足説明 & 担当より一言

食環境衛生研究所では、畜産分野の総合コンサルティングを行っております。
下記より、病状やこういった現象があるなど疑問点をご連絡いただければ、弊社スタッフがお客様の疑問点、問題点からの無駄のない検査、的確な飼養管理及び環境改善の提案をアドバイスさせていただきます。
又、弊社には常駐の獣医師が多数在籍していますので、疾病に関するすべての相談事、ワクチン接種プログラムの作成や指導など、ご希望に沿ったご提案をさせていただきます。
動物に関する疑問・質問等を含め、どうぞお気軽にお問い合わせください。