【食中毒】青森県 弁当店 黄色ブドウ球菌 セレウス菌 被害者270名超

青森県八戸市の老舗弁当店が製造した弁当を食べた人が、食中毒被害を訴えている問題で、現在までに被害者は270名を超えていることが報告されています。

また、患者の便からは黄色ブドウ球菌、セレウス菌が検出されたとのことです。

 

報道によれば、この食中毒の原因は米であるとの情報があります。

黄色ブドウ球菌は、人間が菌を保有し、食品を汚染する可能性があることが知られており、特に傷口のある方々は注意が必要です。

食品の取り扱いにおいて、素手を避け、マスクおよび帽子の着用、人間からの汚染を防ぐ対策を徹底することが基本です。

また、黄色ブドウ球菌が産生する毒素は高温で分解しづらいため、調理後の温度管理も重要です。

 

セレウス菌は主に土壌に存在し、米や麦などの穀物に汚染されやすい菌です。

この菌は高温でも死滅しないため、食品の温度管理が非常に重要です。

具体的には、食品を常温で6時間以上放置しないことや、保存を冷蔵で行うことが必要です。

 

上記の情報から分かる通り、食品を取り扱う際には基本的な原則を確実に守り、適切に処理することが極めて重要です。

 

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