【レジオネラ菌】福井県 温泉から基準値2300倍のレジオネラ菌検出

福井県あわら市の温浴施設で、県がおこなった水質検査の結果、屋内の浴槽から基準値の2300倍のレジオネラ菌が検出されました。
同施設設備の点検の結果、菌を死滅させる働きのある次亜塩素酸を浴槽内に吸入する機械の不具合が確認されたとのことです。
9月27日午前10時までに施設利用者の健康被害は報告されていないとのことです。

 

レジオネラ属菌によって引き起こされるレジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された水やエアロゾル(霧状の水)を、吸入することによって引き起こされます。

 

主な症状として、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛、呼吸困難などが現れます。それら症状は日を追って重くなっていき、胸痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴い死にいたる場合もあります。
潜伏期間は、通常1週間前後です。
感染源として最も懸念されるのが入浴施設です。以前、レジオネラ症集団感染が起こり死亡者も出ており、大きな社会問題となりました。
こういった事故を防ぐには、入浴施設においてレジオネラ対策をおこなうことが必須事項であるといえます。

 

食環境衛生研究所では、レジオネラ属菌検査を行っております!

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