【SFTS】マダニにかまれ 80代女性感染 静岡

7月30日、静岡県は80代の女性がマダニにかまれ、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染したことを発表しました。
女性はマダニにかまれた自覚や、刺し口などもなかったとのことですが、血小板減少などの症状からマダニが媒介する感染症の疑いがあるとして検査を実施しました。
女性は発症前に、農作業をしており、SFTSの病原体を保有するマダニにかまれたことで感染したと推定されています。
 
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
国内のSFTS患者の届け出数は増加傾向にあり、令和5年は前年を上回る133人と過去最多となりました。
感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。

 

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)検査

 

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