【PFAS】国の基準値超えの検出 浄水場から10km上流 京都

9月19日、京都府福知山市は、市内を流れる猪鼻川から、PFOSおよびPFOAについて国の暫定指針値を超える値が検出されたことを発表しました。
昨年12月、同市の浄水場から供給される水道水から暫定指針値を超えるPFOSとPFOAが検出されたことを受け、市は8月下旬、同浄水場から5キロ上流の土師川とその支流の計7地点で水質検査を実施しました。その結果、同浄水場から約10キロ上流の猪鼻川で、PFOSおよびPFOAが計53ナノグラムが検出されたとのことです。

 

厚生労働省では、水道水について、2020年にPFOS(ピーフォス)、PFOA(ピーフォア)を水質管理目標設定項目に位置付け、当時の科学的知見に基づき安全側に立った考え方を基に、PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の合算値で50 ng/L以下とする暫定目標値を定めており、飲料水中のPFOS(ピーフォス)、PFOA(ピーフォア)が暫定目標値を超えることがないように水道事業者等による管理をお願いしています。環境省においても同様に、公共用水域や地下水における暫定目標値としてPFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の合算値で50 ng/Lと定めています。

 

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