【食中毒】腸管出血性大腸菌O157 未就学児施設 山口
9月24日、山口県は県内の健康福祉センター管内にある未就学児施設で、腸管出血性大腸菌感染症O157の集団感染があったことを発表しました。
県によると、これまでに女子2人、男子1人の合わせて3人の感染が確認されているとのことです。
腹痛や下痢、血便、嘔吐や発熱といった症状があったものの、いずれも回復傾向にあるとのことです。
原因は不明であり、患者の行動を調べる疫学調査や、患者の家族や施設関係者の健康診断の実施など、防疫活動を行っているとのことです。
腸管出血性大腸菌は、食後3~8日で激しい腹痛や下痢、下血などを引き起こし、子供や高齢者ではさらに重症化することもあります。
感染対策としては、食品を菌の死滅温度である75℃で1分間以上加熱して食べること、肉のドリップが調理済み食品につかないようにすること、食前や排便後は石鹸と流水でしっかりと手を洗うこと、があげられます。
これらに注意して、感染を予防しましょう。
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