【カビとカビ毒】りんご飴にカビ 川越まつり

10月19日、20日に埼玉県川越市で開催された「川越まつり」において屋台で販売された、りんご飴にカビが付着していたとしてネットで写真が拡散されました。
写真を拡散した購入者は口に入れる前に気がついたとのことですが、「毒りんご」のようだと、運営体制や衛生管理などに多くの批判が寄せられています。
該当のりんご飴を販売した店舗は20日の夕方ごろ、自主的に営業を終了したとのことです。

食品中の生えるカビ と カビ毒

カビ」は約10万種以上あるといわれ、さまざまな種類や色のものがあります。
下記が食品に生える主なカビとその色です。
・クラドスポリウム属(暗緑色~黒色)
・ペニシリウム属(青緑色)
・アスペルギウス属(黒・緑・黄など)
・フザリウム属(灰白色~深紅)
・ワレミア属(チョコレート色)

 

一方で、「カビ毒」はカビが作りだす代謝産物のうち、人や家畜の健康に悪影響を及ぼす化学物質のことです。
カビ毒は食品などに生えるカビと異なり見た目では分かりません。
しかし、カビ毒には自然界最強の発がん性物質とされる「アフラトキシン」などが存在します。
そのため、カビ毒を産生させないよう、食品や農作物にカビが生えないよう管理することが重要です。

カビ毒に関する動画

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