【食中毒】カンピロバクター 白レバーや鶏もも串焼き 加熱不足 千葉
10月19日、千葉県船橋市の飲食店で白レバーや鶏モモなどの串焼きを食べた20歳~60歳代の男性8人が下痢や腹痛を訴えました。
調査の結果、患者3人からカンピロバクターが検出され、食中毒と断定されました。
白レバーの加熱不十分が原因とみられています。
当該飲食店は28日から営業を自粛しており、入院患者はいないとのことです。
カンピロバクターは家畜(牛・豚など)や家禽(鶏・うずら・七面鳥など)の腸管等で検出されることが多い細菌類で、食中毒の原因となることで有名な細菌類です。
カンピロバクターは乾燥に弱く、室温では次第に死滅していきますが、湿気があり、ある程度低温の冷蔵庫のような環境下では長期間生存することもある為、食品等の調理時はきちんと加熱調理して殺菌することが求められます。
人への感染は、カンピロバクターに汚染された食品・飲料水の摂取や、動物との接触によって起こります。
特に鶏肉からの感染が多く、そのほとんどが生や加熱不足の鶏肉を食べることによって発生しています。
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