【エムポックス】子供が重症化 重症化しやすいのは?
アフリカを中心に感染が拡大し、WHOが日本企業のワクチンを承認した「エムポックス」は、子供が重症化しやすいとされています。
アフリカのコンゴでは、2024年のうちに1万4000件以上の感染例が報告されており、5月までに確認された死者のうち、6割が5歳未満の子供であったとのことです。
重症化リスクが高いとされる方
エムポックスは、誰でも感染リスクがあります。
多くの場合は、2~4週間程度の症状が続いたあとに自然回復しますが、まれに重症化するケースがあります。
特に以下の方々は、重症化リスクが高く、注意が必要です。
・小児
・妊婦
・免疫不全者
エムポックスとは
エムポックス(サル痘)は、エムポックス(サル痘)ウイルスによるウイルス感染症です。
主に中央アフリカから西アフリカにかけて流行していましたが、2022年5月以降、欧米を中心に二次感染が考えられる症例が短期間に多く報告され、 ヒトからヒトへの感染が生じやすい可能性があることから、WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を2022年7月23日に宣言しました。
日本では、感染症法上の4類感染症に指定されているウイルス感染症です。感染経路について、感染経路は飛沫感染と接触感染とされています。
エムポックス症状
7~14日の潜伏期間を経て、発熱、強い頭痛、 リンパ節の腫れ、筋肉痛などが1~5日続き、その後顔や手のひら、足の裏に水ぶくれが出現し、 全身に広がります。
多くの場合は2~4週間持続し自然回復しますが、小児や患者の健康状態、合併症などにより重症化することがあります。
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