【鳥インフルエンザ】最多ペース 卵価格高騰「エッグショック」の懸念も
今シーズン、鳥インフルエンザは8道県で10事例(11月20日時点)発生しており、過去最多の発生となった2022年シーズンに並ぶペースで増えています。
このことを受け、農林水産省は21日、各県担当者ら約500人を集めた「鳥インフルエンザ防疫対策緊急全国会議」を開催しました。
大規模農場や過去に鳥インフルエンザが発生した地域や農場に対し、飼養衛生管理の再点検を呼びかけるよう要請しました。
懸念されるエッグショック
また、鳥インフルエンザの発生が多発することにより卵の価格が高騰する「エッグショック」が懸念されます。
「エッグショック」は、鳥インフルエンザの感染拡大などの影響で、卵の価格が高騰してしまう状況のことです。
また、それに伴い、卵を使用したマヨネーズやプリンなどの製品価格も高騰してしまいます。
2023年の4月、5月は鳥インフルエンザなどの影響で卵の価格高騰がおこり、東京都の卵価格が過去最高値となる350円/kgとなりました。
2024年11月現在の東京都の卵価格は280円/kgとなっていますが、鳥インフルエンザの感染拡大次第では、「エッグショック」が再びおこる可能性があります。
(卵価格参考:JA全農たまご株式会社/11月22日)
「エッグショック」の再来を防ぐために
「エッグショック」の再来を防ぐためにも、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐことが非常に重要となります。
食環境衛生研究所では、畜産農場の衛生管理を守るお手伝いをすべく、畜産コンサルティングを承っております。
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