【カンピロバクター】食中毒 焼き鳥やスープ 静岡 浜松市

5月3日、静岡県浜松市の飲食店で食事をした20代の女性3人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。
3人は焼き鳥やスープ、サラダなどを食べていたということです。
患者の便からはカンピロバクターが検出され、食中毒と断定されました。
浜松市保健所は飲食店に対して、衛生状況が改善されるまでの間、営業禁止としました。

 

カンピロバクターは家畜(牛・豚など)や家禽(鶏・うずら・七面鳥など)の腸管等で検出されることが多い細菌類で、食中毒の原因となることで有名な細菌類です。
カンピロバクターは乾燥に弱く、室温では次第に死滅していきますが、湿気があり、ある程度低温の冷蔵庫のような環境下では長期間生存することもある為、食品等の調理時はきちんと加熱調理して殺菌することが求められます。
人への感染は、カンピロバクターに汚染された食品・飲料水の摂取や、動物との接触によって起こります。
特に鶏肉からの感染が多く、そのほとんどが生や加熱不足の鶏肉を食べることによって発生しています。

 

食環境衛生研究所では、カンピロバクター検査を行っております。
お気軽にご相談ください。

 

微生物(カンピロバクター)検査はこちら

 

カンピロバクターに関する動画はこちら

youtube