【サルモネラ】食中毒 大分市都町の居酒屋で
5月14日に大分県の居酒屋を利用した男女5人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、このうち3人からサルモネラ菌が検出されました。
提供されたのは豚肉を使った串焼きやあぶりレバー、ハムカツなどです。
サルモネラ菌とは
サルモネラ菌は乾燥や低温には強く、冷凍しても不活化しない性質を持っていますが、酸や熱には弱い為、調理器具等の塩素殺菌や、70℃・1分以上の食材加熱が効果的です。
卵の場合、養鶏場で産み落とされる際、母鶏の大便から卵の殻にサルモネラ菌がついており、数日後には殻を通って卵内に入りそこで増殖する場合もあります。
食肉の場合は飼料からサルモネラが移行し、家畜の腸内で増殖し、屠場で解体するときに食肉を広く汚染する場合があります。
よって、卵や食肉に関わる製品や食材について微生物検査をする際にサルモネラ菌を検査することは重要です。
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