【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)】香川県三豊市の60代女性死亡
6月9日、香川県は三豊市の60代女性がSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染し、死亡したことを発表しました。
SFTSとは、マダニに噛まれることで発症する感染症です。
県によると死亡した女性は、5月25日に発熱や筋肉痛などの症状を発症し、医療機関を受診・入院していましたが、7日に死亡したということです。
香川県内でSFTSに感染し、亡くなった事例は2021年6月以来4例目となります。
県はマダニに噛まれないよう、肌の露出を減らすことや虫よけスプレーを使用することなどを呼びかけています。
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
国内のSFTS患者の届け出数は増加傾向にあります。
感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。
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