【カビ】カステラにカビ 約3400本自主回収

6月16日、北海道に本社を置く菓子メーカーの工場で製造された「カステラ」の一部からカビが見つかったとして、商品の自主回収が発表されました。
カステラを購入した客からカビ発生の指摘があり、判明したということです。
自主回収の対象となるのは、各店舗やオンラインショップで販売された計約3400本で、カビ発生の原因は商品の包装に不備があったためとみられています。
これまでに健康被害は確認されていないということです。
 

食品中の生えるカビ と カビ毒

「カビ」は約10万種以上あるといわれ、さまざまな種類や色のものがあります。
下記が食品に生える主なカビとその色です。
 
・クラドスポリウム属(暗緑色~黒色)
・ペニシリウム属(青緑色)
・アスペルギウス属(黒・緑・黄など)
・フザリウム属(灰白色~深紅)
・ワレミア属(チョコレート色)

 

一方で、「カビ毒」はカビが作りだす代謝産物のうち、人や家畜の健康に悪影響を及ぼす化学物質のことです。
カビ毒は食品などに生えるカビと異なり見た目では分かりません。
しかし、カビ毒には自然界最強の発がん性物質とされる「アフラトキシン」などが存在します。
そのため、カビ毒を産生させないよう、食品や農作物にカビが生えないよう管理することが重要です。
 

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