【カンピロバクター】とりわさ刺しや鶏レバー刺し 食中毒 船橋
6月17日、千葉県船橋市保健所は市内の飲食店で食事をした40代の男性3人が下痢や腹痛などの症状を訴えたことを発表しました。
3人は先月31日に当該飲食店で、とりわさ刺しや鶏のレバー刺しなどを食べており、便からカンピロバクター菌が検出され食中毒と断定されました。
患者らは回復傾向にあるということです。
保健所は飲食店を6月17日からの3日間、営業停止処分としています。
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カンピロバクターは家畜(牛・豚など)や家禽(鶏・うずら・七面鳥など)の腸管等で検出されることが多い細菌類で、食中毒の原因となることで有名な細菌類です。
カンピロバクターは乾燥に弱く、室温では次第に死滅していきますが、湿気があり、ある程度低温の冷蔵庫のような環境下では長期間生存することもある為、食品等の調理時はきちんと加熱調理して殺菌することが求められます。
人への感染は、カンピロバクターに汚染された食品・飲料水の摂取や、動物との接触によって起こります。
特に鶏肉からの感染が多く、そのほとんどが生や加熱不足の鶏肉を食べることによって発生しています。
食環境衛生研究所では、カンピロバクター検査を行っております。
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