【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)】飼いネコ 茨城県で感染

茨城新聞によりますと、6月23日、茨城県は県内の飼いネコがマダニを介して感染するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染していたことを明らかにしました。
関東でのペットへのSFTS感染確認は初めてで、ヒトへの感染は確認されていないということです。
感染が確認されたのは、室内飼いのネコで、4月下旬に一時的に屋外へ逃げ、戻った際に耳に多数のダニが付いており、動物病院でダニは取り除かれましたが、その後ネコに高熱や嘔吐などの症状がみられたということです。
動物病院が県に連絡をし県衛生研究所で検査した結果、SFTS陽性が判明し、ネコは亡くなったということです。

 

<基本的な感染防止策>
・口移しでの餌やりを避ける
・定期的に予防薬を投与する
・ネコは室内飼いし、外出した後は手袋を着用してブラッシングする
・ダニを見つけた際はテープ粘着部で取り除き、取れない場合は速やかに動物病院に連れて行く
 
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
国内のSFTS患者の届け出数は増加傾向にあります。
感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。
 
出典先:茨城新聞「飼いネコ SFTS感染 茨城県内、マダニ媒介 関東で初確認」
 
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