【黄色ブドウ球菌】三重県のホテル 朝食バイキングで食中毒

8月2日、三重県は松阪市のホテルでバイキング形式の朝食を食べた20~60代の男性6人が、下痢や吐き気、嘔吐などの症状を訴えたことを発表しました。
なかには、下痢や吐き気、嘔吐を20回ほど繰り返した人もいるということです。
患者のうち3人が市内の病院に救急搬送されましたが、入院した人はおらず全員快方に向かっているということです。
バイキング形式の朝食では、スクランブルエッグやベーコン、焼鮭、カレーなどが提供されていました。
保健所の調査の結果、患者や食事、施設から黄色ブドウ球菌が検出され、食中毒と断定されました。
ホテル内の朝食提供施設については営業禁止処分となっています。

 
黄色ブドウ球菌は、人間が菌を保有し、食品を汚染する可能性があることが知られており、特に傷口のある方々は注意が必要です。
食品の取り扱いにおいて、素手を避け、マスクおよび帽子の着用、人間からの汚染を防ぐ対策を徹底することが基本です。
また、黄色ブドウ球菌が産生する毒素は高温で分解しづらいため、調理後の温度管理も重要です。
 
▶黄色ブドウ球菌とは?食中毒の原因や予防法まで解説

 

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