ニパウイルス感染症 インドで感染確認 高い致死率
インドで、高い致死率とされる「ニパウイルス」のヒトへの感染が2件確認されました。
インド保健省は、これまで接触者196人を特定し検査をおこないましたが、全員が陰性であったということです。
感染拡大防止のため、タイや香港、シンガポールなどの空港では検疫が強化されています。
ニパウイルスとは
ニパウイルス感染症は、ニパウイルスを病原体とする感染症で、感染すると熱や頭痛、嘔吐、筋肉痛などの症状があらわれます。
その後、意識障害などの神経症状があらわれ、重症化すると急性脳炎に至ることがあります。
WHO(世界保健機関)によると、致死率は40~75%とされています。
ニパウイルスは、コウモリやブタなどの動物から人間に感染するとされており、1998年から1999年にマレーシアで初めて発生が確認され、これまでに日本国内での患者報告はありません。
また、人間や動物に有効なワクチンや治療法はないとされています。