鶏病診断システム

鶏病診断システムは、抗体検査を中心とした検査プログラムと、病性鑑定とで構成されています。各農場の実態・要望にあわせて、項目は 「鶏の検査項目」 の中から自由に組み合わせ可能です。
契約に際しては、割引・サービス等を含めまして、お見積もりいたします。お気軽に問合せください。

検査プログラム

雛の品質チェック

MG・MS,IBDなどの移行抗体を調べることによって、導入される雛の衛生状態を把握し、最適の管理プログラム・対策により、初期の減耗の軽減に努めます。

育成鶏のチェック

MG・MS,ND,IB,IC,EDS-76などの抗体を調べ、各種ワクチンの免疫状態や疾病の汚染状況を把握することにより、有効な免疫プログラムを実施できます。40~60日齢と120~150日齢の最低2回程度の検査が必要となります。
また、発育阻害となる寄生虫対策に、定期的な糞便検査の実施が有効です。

成鶏のチェック

MG・MS,ND,IBなどの抗体を調べ、引き続き免疫状態・疾病状況を把握し、防疫・管理プログラムを改善いたします。
また、卵質検査の実施により、生産物の品質(賞味期限)を調べることができ、市場評価を高めるための改善策を講じることができます。

病性鑑定

死亡鶏や問題の見られる鶏について病理解剖をおこない、農場内で流行している疾病をいち早く察知することで、病気の早期治療に役立てます。 肉眼的観察や細菌検査・ウイルス分離・遺伝子検査などにより、正確な原因究明をおこない、的確な対処法を早急に提案いたします。

システムのメリット

■ワクチン投与後の免疫獲得の判定が可能となり、次回のワクチン接種日齢の推定ができます。
■適切な薬剤・ワクチンの選択が可能となり、不必要なワクチンの省略や間違った薬剤の削除ができます。
■農場内の鶏病発生状況・蔓延状況を把握することができ、自衛防疫の確実な指標になります。

お問い合わせ等

ご相談、ご質問もお気軽にお問い合わせください。

TEL:027-230-3411

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